退職代行 退職代行お悩み解決

【退職代行vsバックレ】どちらが賢明かどこよりも詳しく解説

バックレ

・会社辞めたいんだけどバックレか退職代行どっちにしよう…

・バックレはお金かからないけどどんなリスクがあるんだろう?

こんなお悩みを解決します!

 

本記事の内容

・退職代行とバックレのリスクの違いについて

・バックレは非常に多く、深いリスクがある

・実際にバックレた人に起きた弊害【ネットの声】

・バックレより退職代行の方が今後生きて行く中で安全

 

本記事をご覧のあなたは、職場に行くのが辛いからバックレるか退職代行を使うかどちらにしよう…

でも退職代行はお金がかかるからバックレてしまおうかな…とお悩みだと思います。

 

先に結論ですが、バックレだけは絶対にやめておいた方がいいです。

 

理由は、退職代行と比較して今後の人生に与えうるリスクや他人への迷惑度合いが違いすぎるからです。

 

本記事では、バックレるといったいどんな深刻なリスクがあるのか詳しく解説していきます。

 

本記事を読むことで『バックレるなら退職代行を使った方が賢明な理由』が明確になりますよ!

 

退職代行の概要・メリット・デメリットはコチラの記事で事前にご参照頂けると本記事への理解が深まります!
筆者YU

 

退職代行とバックレによるリスクの違い早見表

どちらを選ぶかの分岐点

大前提として、バックレと退職代行の大きな違いは「退職の意思を会社へ伝えているかどうか」です。

 

もう少し深掘りすると下記の通りです。

・バックレ ⇒ 職場の方々があなたがなぜ職場に来ないかわからない状態

・退職代行 ⇒ あなたが職場にこないのは会社を辞めたいからとわかっている状態

 

この大前提をふまえた上で、バックレと退職代行によるリスクの違い(早見表)をご覧下さい。

バックレ退職代行
1、退職金減額または不支給の可能性が

非常に高い

労働組合か弁護士運営の退職代行業者へ

依頼すれば受給可能

2、損害賠償請求可能性あり可能性ほぼなし
3、懲戒解雇可能性ありバックレなければ可能性なし
4、上司や同僚から連絡がくる可能性非常に高い可能性ほぼなし
5、親へ連絡される可能性非常に高い会社の依頼に早急に対応すれば可能性なし
6、捜索願を出される可能性非常に高い可能性なし
7、上司が家や実家にくる可能性非常に高い会社から近い場合、可能性あり
8、退職手続きができない可能性非常に高い可能性ほぼなし
9、転職活動に影響がでる可能性非常に高い可能性ほぼなし

(スマホでは右にスクロールできます)

ご覧の通り、バックレには非常に多くのリスクがあるのがお分かり頂けます。

 

次章では、1~9のリスクについて詳細を徹底解説していきますね!

 

合わせて読みたい!(退職代行オススメ3社 | この中から選べば間違い無しと断言!

 

会社をバックレると起こりうるリスク

リスク

では早速、前章1~9の詳細を順番に解説していきますね!

・1、退職金が減額または不支給

・2、損害賠償請求

・3、懲戒解雇

・4、上司や同僚からの猛烈な着信

・5、緊急連絡先(親)への連絡

・6、捜索願を出される

・7、上司が家や実家にくる

・8、退職手続きが進まない

・9、転職活動に影響がでる

 

1、退職金が減額または不支給

前提として、退職金は下記のように会社独自のルールである就業規則に記載するよう定められています。

第九章 就業規則 (作成及び届出の義務)

第八十九条 常時十人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。次に掲げる事項を変更した場合においても、同様とする。

(中略)

退職手当の定めをする場合においては、適用される労働者の範囲、退職手当の決定、計算及び支払の方法並びに退職手当の支払の時期に関する事項

引用元:e-Gov|労働基準法第89条

 

以下は厚生労働省のモデル就業規則ですが、ここに「退職の際に無断欠勤が続いた場合は退職金を減額する(不支給とする)」のような規定があれば従わざるを得ないでしょう。

就業規則モデル(退職金)

 

勤続年数にもよりますが、退職金は大金を受け取れる可能性もあるので、転職先が決まるまでの生活費に充てられるようしっかり受給すべきです。

 

2、損害賠償請求

損害賠償とは簡単にいうと、"自らの行為により相手が被った不利益を金銭の支払いで償うこと"です。

 

損害賠償の発生要因は2つあり、バックレは"債務不履行責任"に該当する可能性があります。

意味合い具体例
債務不履行責任 (※債務=義務のこと)加害者と被害者に契約があるなど、加害者が被害者に対して義務を負っている場合に、

加害者がその義務を果たさなかったときは損害に対する金銭を支払う。(労働者は会社と雇用契約(=義務)を結んでいます

会社をバックレる、家賃の滞納など
不法行為責任故意または過失によって他人の権利または法律上保護される利益を侵害した場合、

生じた損害に対する金銭を支払う。(契約関係がなくても成立する)

交通事故、暴力、不倫、器物破損など
参照元:法務省|事件や事故に遭われた方へ(一部抜粋の上、修正)

(右にスクロールできます)

 

具体的には下記のような例が考えられます。

・大きなプロジェクトに任命されていたが、バックレたせいで会社に損害を与えた

・得意先から受注していたが、納入義務を果たさずバックレたせいで会社に損害を与えた

・緊急のクレーム対応要請があったにも関わらずバックレたせいで取引を打ち切られた

 

急にバックレると上記のような例は全然ありえる話しですので、バックレるリスクは高いといえます。

 

以下記事では退職代行により損害賠償請求されるリスクについて解説していますのでご参照下さい!

 

3、懲戒解雇

懲戒解雇に該当する要件についても就業規則に定められていますが、一般的には"2週間以上"の無断欠勤が続くと懲戒解雇すると定めている企業が多いです。

 

2週間以内に出社したとしても何らかの懲戒処分は受けますし、バックレは賢明な選択とはいえません。

 

以下、厚生労働省のモデル就業規則のような定めが就業規則の中に必ずあります。

モデル就業規則

 

仮に懲戒解雇された場合、下記のような影響がでます。

・再就職が限りなく難しくなる(離職票に「重責解雇」と記載されるため)

・退職金が不支給もしくは大幅減額となる

・社会的信用が著しく低下する

 

懲戒解雇は懲戒処分の中でも最も重い処分で、今後のキャリアに大きな支障をきたすので絶対に避けましょう。

 

以下記事では懲戒解雇や懲戒処分の違いなどについて解説していますのでご参照下さい!

 

4、上司や同僚からの猛烈な着信

そもそも上司や同僚は、あなたがなぜ出社しないのか分かっていない状況です。

 

事件に巻き込まれたのかな?家で倒れてるのかな?まさかバックレた?など色々なことを妄想している状態ですので、猛烈な着信がきます。

 

バックレを検討されている方の中には上司が嫌だ!という方も多いですが、この猛烈な着信は避けようがありませんので心理的ストレスになるでしょう。

 

5、緊急連絡先(親)への連絡

あなたと連絡がとれない場合、身元を心配して緊急連絡先(親御様)へ連絡される可能性も高いです。

 

そして親御様からも猛烈な着信がくることになります。

 

親御様からの連絡に出たらヒドく怒られ、一緒に会社に頭を下げにいくことになるかもしれませんね。

 

そうなってしまっては、バックレたのも全て水の泡です。

 

6、捜索願を出される

これで親御様からの連絡も無視した場合、捜索願を出される可能性があります。

 

ぶっちゃけ、社会人にもなって「バックレた」という理由で警察官に身柄を確保されるの恥ずべき行為ですよね。

 

もうここまでくると、社内の方々・親御様・警察とたくさんの人に迷惑をかけることになります。

 

…これ以上はいいませんので、バックレはやめましょう!

 

7、上司が家や実家にくる

あなたや親御様への連絡に並行してあなたの家や実家に上司がくる可能性も高いです。

 

仮にあなたが実家暮らしで、何も知らない親御様があなたのバックレのせいで急に上司と初対面することになった場合、いうまでもなく最高に気まずい状況ですよね。。

 

そして親御様の顔に素晴らしく泥を塗ることになります。

 

…バックレはNGです!

 

8、退職手続きが進まない

バックレている状態だと退職届を提出していない状況なので、退職手続きが進みません。

 

退職届には退職日を記載するのですが、会社側としては退職日が分からないと下記のような書類発行ができません。

・失業保険受給や転職先での提出に必要な『離職票』

・国民健康保険などへ切り替える時に必要な『社会保険資格喪失証明書』

 

また、転職先が決定した時に必要な源泉徴収票などの各種書類も退職手続きが完了していないともらえないでしょう。

 

例えもらえなくてもバックレてしまった以上、会社への催促で頭を悩ますことになりますよ。

 

9、転職活動に影響がでる

前述の通り、転職先で内定後に『離職票』の提出を求めてくる企業があります。

 

そこで離職票がなかったり「重責解雇」と書かれた離職票を提出すると、怪しまれたり内定取り消しになるリスクがあります。

 

その前に、最悪のケース、親御様と一緒に謝罪に行く⇒職場復帰させられる⇒再び地獄の日々⇒退職代行すら使いづらくなる…という可能性だってあります。

 

以上のことから、バックレだけは本当にやめておきましょう!

 

会社をバックレたことによる弊害【ネットの声】

弊害が及ぶ

ここではネット上で見つかった、バックレたことによる弊害を紹介していきます。

 

 

 

 

 

以上の内容をまとめます。

➀バックレたせいで保険の手続きがめちゃくちゃになっている

➁バックレたせいで得意先との商売に影響がでた

➂バックレが離婚原因の1つとなった

➃バックレたせいで元同僚に見つからないように肩身の狭い思いをしている

 

バックレると最悪家庭をも崩壊させてしまう可能性があります。繰り返しですが、バックレNGです。

 

バックレるなら絶対に退職代行を使用すべき理由

リスクか安全どちらをとる?

ここではバックレるくらいなら退職代行を使用すべき理由を3つ解説していきます。

・退職代行の使用は低リスクかつ法律違反ではないから

・退職代行を使用すればバックレと同じくその日から出勤不要だから

・社内の人間と一切顔をあわせる必要がないから

合わせて読みたい!(退職代行オススメ3社 | この中から選べば間違い無しと断言!

 

退職代行の使用は低リスクかつ法律違反ではないから

前述してきたように、退職代行はバックレと比較して低リスクで、使用自体も法律違反ではありません。

 

繰り返しですが、バックレは様々な面でリスクが高すぎますので絶対にしないで下さい。

 

取り返しがつかないことになってからでは遅いので、どうしても退職したい場合は労働組合か弁護士が運営する業者に依頼して退職手続きを進めて下さいね。

 

もし退職代行もバックレもどちらもできず躊躇している方は以下記事で不安を解消できますよ!

 

退職代行を使用すればバックレと同じくその日から出勤不要だから

退職代行を使用すれば、残っている有給を使ったり欠勤扱いで、バックレ同様即日退職が可能です。

 

ぼくがオススメしている労働組合運営の『退職代行Jobs』、『退職代行ガーディアン』へ筆者独自にLINE調査しましたがどちらも即日退職可能との返事がありました。

退職代行Jobs
(退職代行Jobs)

 

退職代行ガーディアン
(退職代行ガーディアン)

 

できるだけ前日中に退職代行へ連絡し、翌日から出社しないように段取りできればよりスムーズに進められます。

 

どちらも約3万円費用はかかりますが、バックレるリスクに比べるとコスパ抜群すぎますのでぜひご検討下さい。

 

社内の人間と一切顔をあわせる必要がないから

バックレは親から謝罪するよういわれたり、捜索願を出されて事態が混乱した場合は嫌な上司と再び顔を合わせる必要が出てくる可能性があります。

 

しかし、退職代行を使用すれば会社とのやり取りの間に全て業者が入るので、対面することも直接連絡を取り合うことも基本的にありません。

 

バックレるほど追い込まれた方は一生上司の顔を見たくないはずなので、業者に任せてしまいましょう。

 

最後に退職代行を使用する上で重要な注意点には目を通しておいて下さいね!

 

総まとめ:バックレるくらいなら退職代行を使用しよう

退職代行を使おう

バックレは本当にあなたの人生を左右する可能性のある危険な行為です。

 

ぼくの元にも、「吐き気や動悸が止まらない、〇にたい、うつ病になってしまった」などの相談が届くことがあります。

 

職業選択の自由は憲法で規定されています。あなたは会社を自由に選べるのです。

 

会社が嫌で体調を崩したり自殺を考えるくらいなら、バックレではなく退職代行へ依頼してくださいね。

 

ぼくも転職を通じて感じましたが、職場が変われば人生は好転しますよ。

 

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  • この記事を書いた人

ジョブクリーン編集部

編集長YUの経歴:上場銀行▶上場メーカー | ハイクラス転職活動経験あり | 自身の体験に基づいた転職・退職の記事を投稿 | 転職記事に関しては500名以上の転職成功実績をもつ『某大手現役キャリアアドバイザー』に監修済