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アルバイトや派遣が退職代行を使うべき理由3選【法的リスクも解説】

退職代行を使って辞めたいアルバイトや派遣の人々

アルバイトや派遣でも退職代行を使える?退職代行を使う際の注意点やコツも合わせて知りたいなぁ…

こんなお悩みを解決します!

 

本記事の内容

アルバイトや派遣が退職代行を使うべき理由3選

アルバイトや派遣が退職代行を使う際の注意点

スムーズに退職するコツ

退職代行を使う際の流れ

 

結論、アルバイトや派遣の方でも退職代行は使用可能で、むしろ使うメリットもあります。

 

ただし、有期雇用者(アルバイト・派遣など)の退職は法律上の制約があることに注意が必要です。

 

今回は、アルバイトや派遣の方が退職代行を使うべき理由や注意点、スムーズに退職するためのコツなどを解説します。

 

本記事を読むと、『アルバイトや派遣の方が退職代行で失敗しないための知識や失敗しない業者』が明確になります!

アルバイトや派遣が退職代行を使うべき理由3選

アルバイトや派遣が退職代行を使うべき理由

アルバイトや派遣の方が退職代行を使うべき理由は下記3つ。

・アルバイト・派遣・パートの退職は法律上手間だから

・有給消化ができるから

・書類未送付などの嫌がらせを受けづらいから

特に1つ目が最重要なので少し長くなりますがお付き合い下さい( ;∀;)

 

アルバイト・派遣・パートの退職は法律上手間だから

有期雇用者(アルバイト・派遣・パートなど)の退職は法律上の規定があるため、通常であれば退職交渉に手間がかかります。

(やむを得ない事由による雇用の解除)

当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う

引用元:WIKIBOOKS|民法第628条

 

要するに『やむを得ない事情』がない退職は、損害賠償の責任を負う可能性があります。

 

『やむを得ない事情』の具体例を挙げていきます。

会社から当初明示された労働条件が事実と相違

会社の労働基準法違反

会社の業績不振によるリストラなど

病気(精神病含む)やケガ

妊娠、出産、介護

 

以上のような規定がある一方、交渉次第では即時に退職が可能とされています。

・有期労働契約の場合でも、「やむを得ない」事情がある場合には、労働者は即時に退職することができます。

・「やむを得ない」事情があるといえるかどうかは、事案に応じて個別に判断されることになります。

引用元:日本司法支援センター法テラス

 

退職代行業者は法律を熟知しているので、上手く会社と退職交渉をしてくれますよ。

 

先日「親の介護」と「精神的にキツい」という理由での退職代行使用について読者様(有期雇用者)より相談を受けました。結果、業者が上手く交渉しお二人とも退職されました。
筆者YU

 

実際、有期雇用者が退職代行を使うと損害賠償請求される?

結論、損害賠償請求される心配はほぼ不要です。

 

理由はいくつかあるので下記に挙げていきます。

・弁護士を雇うなどコストと手間がかかる

・あなた1人が抜けることで被った損害額の算定が難しい

・手続きが煩雑で、逆に慰謝料請求を受けるリスクもある

・今まで、退職代行よる損害賠償請求の発生事案はない

 

大切なのは、会社に対して容易に算定できる損害を与えないこと。

(派遣の方であれば、"得意先からの受注案件を引き継がず会社へ損害を与える"など)

 

損害賠償請求について更に詳しく知りたい方は以下記事をどうぞ!

 

有給消化ができるから

アルバイトの方も派遣の方も満足に有給を使わせてもらえていないでしょう。

 

ですが、以下のように労働基準法第39条で有期雇用者でも有給付与が規定されています。

継続勤務年数
週所定労働日数 ↓0.5年1.5年2.5年3.5年4.5年5.5年6.5年以上
4日7日8日9日10日12日13日15日
3日5日6日6日8日9日10日11日
2日3日4日4日5日6日6日7日
1日1日2日2日2日3日3日3日
※必須事項:6ヵ月以上継続勤務、全労働日の内8割以上勤務(出勤日100日に対し21日以上休むとNG)
※ポイント:1年に1度付与される、有効期限は2年
引用元:厚生労働省

(左右にスクロールできます)

 

通常なかなか使わせてもらえない有給休暇ですが、正しく業者を選べば全ての有給消化が可能です。

 

例えば、週4日で6ヵ月働いている場合、7日の有給が付与されています。

 

そして時給1,200円で毎日6時間勤務の場合、1,200円×6時間×7日=50,400円が入手できるのです。

 

つまり、退職代行費用は賄えてしまうどころかプラスになる可能性もあります。

 

ぼくは学生時代、居酒屋で4年間アルバイトしましたが有給なんて使えませんでした。。
筆者YU

 

書類未送付などの嫌がらせを受けづらいから

退職後に必要な書類を送付しない嫌がらせをする会社もあります。

 

ですが、業者に必要書類を送付するよう伝えて欲しい旨を念押ししておけば送付してくれる可能性が上がります。

 

アルバイトや派遣の方が必要な書類は下記の通りです。

離職票

雇用保険被保険者証

源泉徴収票

年金手帳(アルバイト先で社会保険に加入している場合)

 

特に、アルバイトや派遣の方でも失業保険を受給できる可能性があるので、『離職票』は必ずもらいましょう。

パート、アルバイト中の方(※週あたりの労働時間が 20 時間未満の場合、就労した日、収入額の申告が必要となりますが、その他失業している日については基本手当の支給を受けることが可能な場合があります。)

引用元:厚生労働省

 

あなたの居住地を管轄しているハローワークに『離職票』を持っていけば失業保険の手続きができます。

 

正社員が退職する際と算定基準が異なりますので、詳しくはハローワーク(全国の所在地)の窓口で確認して下さい。

 

書類が届くか心配な方は以下記事で対策を事前にご確認下さい!

 

アルバイトや派遣が退職代行を使う際の注意点

アルバイトや派遣が退職代行を使う際の注意点

アルバイトや派遣が退職代行を使う際の注意点は下記3つ。

・値段だけみて業者を選ばない

・バックレは選択肢からはずす

・有給休暇の残り日数は事前に確認しておく

順番に解説していきます!

 

値段だけみて業者を選ばない

正社員じゃないからといって、安いだけの理由で業者を選ぶのは絶対に避けて下さい。

 

なぜなら、一般企業(株式会社)運営の業者には弁護士法違反のリスクがあるから。

 

具体的には退職代行業者の運営主体は下記3種類あり、サポート範囲や相場感が異なります。

運営主体 ↓退職の意思伝達法律事務訴訟対応相場感
株式会社可能不可能不可能1万円前後~3万円
労働組合可能可能不可能3万円前後
弁護士可能可能可能5万円以上+追加費用
※法律事務…有給消化、退職金、未払い給与などの各種"交渉"

(スマホでは左右にスクロールできます)

 

上記の通り、株式会社運営業者は『退職の意思伝達』しかできず、退職の際トラブルになる可能性が高いです。

 

退職代行の認知が広がり、退職代行への対策を進めている会社も多いので安易に業者を選ぶのは非常にリスクが高いといえます。

 

失敗したくない方は、以下記事から業者を選んでまずは無料相談してみて下さい!

 

バックレは選択肢からはずす

バックレるくらいなら退職代行を使った方が安全です。

 

なぜなら、有期雇用者がバックレると退職代行を使うより損害賠償請求される可能性が上がるから。

 

また、バックレると、会社からするとなぜ来ないか分からない⇒あなたへ連絡⇒緊急連絡先へ連絡⇒捜索願と非常に面倒なことになる可能性もあります。

 

ぶっちゃけ、バックレはリスクが高すぎるので選択肢からはずしましょう。

 

有給休暇の残り日数は事前に確認しておく

会社のPCシステムや給与明細で有給の残り日数を確認できるなら、写真や現物を証拠として残しておいて下さい。

 

理由は簡単で、退職代行を使った際に会社が有給の残り日数を偽る可能性があるからです。

 

急遽退職となった人に働いてない期間分も給与を支払う必要があるため、嫌がらせをするブラック企業は存在します。

 

退職代行業者も会社へ確認しますが、会社の偽りに気付くためにも事前に確認しておきましょう。

 

アルバイトや派遣が退職代行でスムーズに退職するコツ

アルバイトや派遣が退職代行でスムーズに退職するコツ

アルバイトや派遣が退職代行でスムーズに退職するコツは下記2つ。

・最終出勤日に貸与品は置いて帰る

・引き継ぎ書を作成しておく

順番にみていきましょう!

 

最終出勤日に貸与品は置いて帰る

できれば最終出勤日までに会社からの貸与品は置いて帰りましょう。

 

なぜなら、退職代行依頼後にムダな会社とのやり取りを減らせるからです。

 

アルバイトや派遣の方の貸与品は下記のようなものが挙げられるでしょう。

制服(制帽)

PC関連・社用携帯・USBなど

社章や名刺

その他、買い取っていないもの

 

特に、制服や制帽はできればクリーニングにかけ、最悪でも洗濯&アイロンがけをして置いておくと好印象ですね。

 

スムーズに退職するためにもぜひ意識して下さい!

 

引き継ぎ書を作成しておく

引き継ぎ書は特に派遣の方が対象となりますが、引き継ぎ書は準備しておくべきです。

 

なぜなら、下記のように様々なリスクがあるからです。

・損害賠償請求を受けるリスク

・会社から退職の先延ばし交渉を受けるリスク

・退職金が減額または不支給となるリスク

・親に連絡されるリスク

 

アルバイトの方も、団体予約など会社(店舗)に損害を与えそうな事項はしっかり引き継いでおくと安心です。

 

引き継ぎの詳細が気になる方は以下記事をどうぞ!

 

アルバイトや派遣が退職代行を使う際の流れ

アルバイトや派遣が退職代行を使う際の流れ

退職代行を使う際の流れは下記8STEPです。

疑問点を解消できるまで何度でも無料相談

依頼者情報・退職に関する希望の伝達

代金の支払い

退職代行手続きスタート

会社の返答などに関わるフィードバックを受ける

業者の指示通りに作業をこなす

退職完了

退職完了後のアフターフォロー

 

当ブログでオススメしている業者はLINEから無料相談が何度でも可能です。

 

疑問点は確実に全て解消した上で、正式に依頼して下さいね。

 

総まとめ:アルバイトも派遣もバックレより退職代行が安全!

まとめ

ネット上を見ていると、退職代行ではなくバックレを選択する方がいらっしゃいますがリスクがあるので退職代行を使用すべきです。

 

本記事の内容をご理解頂き、業者を選定すればスムーズに退職できますのでぜひ参考にして下さい。

 

加えて退職から転職活動までに空白の期間が長引けば長引くほど、転職面接の際に面接官へ不信感を与えます。

 

余力のある方は、転職活動も同時並行できると短期間で人生を好転させられる可能性がグッと高まりますよ!

 

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  • この記事を書いた人

ジョブクリーン編集部

編集長YUの経歴:上場銀行▶上場メーカー | ハイクラス転職活動経験あり | 自身の体験に基づいた転職・退職の記事を投稿 | 転職記事に関しては500名以上の転職成功実績をもつ『某大手現役キャリアアドバイザー』に監修済