退職代行 退職代行お悩み解決

退職代行を使った看護師の体験談【確認必須のリスクあり】

退職代行を使うか悩む看護師

看護師でも退職代行を使えるの?看護師が退職代行を使う際の注意点や体験談があれば聞きたい…

こんなお悩みを解決します!

 

本記事の内容

退職代行を使った看護士Sさんの体験談

看護師Sさんが退職代行を使った理由

看護師業界特有のリスク

退職代行を使った看護師の口コミ

 

結論、看護士でも退職代行は使用可能です。

 

理由は、看護師も会社員同様、法に守られた退職の権利があるから。

 

今回は、以前退職代行を使った知人の看護師Sさん(28歳女性)に話しを聞きながら、看護師の退職事情について解説していきます。

 

本記事を読むと、『看護師が退職代行を使う理由やリスク、失敗しない退職代行業者』が明確になります!

 

そもそも退職代行って何?という方はコチラの記事をご参照下さい。
筆者YU

 

>> 看護師の求人・転職・募集なら【看護のお仕事】

 

 

退職代行を使った看護師Sさんの体験談

退職代行を使った看護師

わたしは以前退職代行で病院(オペ室勤務)を辞め、現在別の病院(一般病棟勤務)で働いています。

今回は、退職代行をご検討中のあなたにわたしの体験談をお伝えしますね。

ちなみに依頼した業者さんは『退職代行ガーディアン』です。

 

それではSさんの体験談下記3つを順番にお伝えしていきます。

・就業規則を守らずとも退職できた

・パワハラ師長も案外あっさり退職を認めた

・転職活動の時間が確保できた

筆者YU

 

就業規則を守らずとも退職できた

看護師業界は"人命に関わる仕事"なので就業規則は厳しめに規定されています。例えば、わたしの前勤務先は「退職の際、3ヵ月前に退職の旨を申し入れること」と規定されていました。

 

一般企業の就業規則では『1ヵ月前』と規定されていることが多いため、長いといえます。

 

しかし、看護師も下記の法律によって"退職の申し入れから2週間後"に退職可能です。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用元:WIKIBOOKS|民法第627条

もう少し深掘りすると、就業規則よりも法律の方が優先されるため、就業規則を守らずとも退職できるのです。

 

また、業者が勤務先へ連絡した日以降は有給消化(欠勤扱い)で2週間経過させるので、即日から出社する必要がなくなります。

 

パワハラ師長も案外あっさり退職を認めた

サービス残業の強要や人格否定など、常にパワハラを繰り返していた師長も案外あっさり退職を認めました。

おそらくあなたも『上司(会社)の反応』が不安で一歩踏み出せないのではないでしょうか?

しかし、業者選定さえ誤らなければ案外あっさり退職できるでしょう。

 

退職代行業者は以下3種類あり、労働組合か弁護士運営の業者選定が重要です。

運営主体 ↓退職の意思伝達法律事務訴訟対応相場感
株式会社可能不可能不可能1万円前後~3万円
労働組合可能可能不可能3万円前後
弁護士可能可能可能5万円以上+追加費用
※法律事務…有給消化、退職金、未払い給与などの各種"交渉"

(スマホでは左右にスクロールできます)

 

業者選定で失敗したくない方は以下記事をご参照下さい!

 

転職活動の時間が確保できた

看護師は普段夜勤も多く、日中時間を取ることは非常に難しいですよね。

退職代行で素早く退職し、転職活動の時間を確保できたのは大きなメリットでした。

 

2週間もあれば転職エージェントから求人紹介を受け、選考まで進めるでしょう。

 

退職代行を使った形跡を残さないためにも、『退職後の空白期間』を減らす必要があります。

 

心身状態に余裕のある方は、転職活動も並行すると成功確率を上げられますよ!

 

看護師Sさんが退職代行を使った理由

看護師Sさんが退職代行を使った理由

Sさんが退職代行を使った理由は下記3つ。

・師長が退職を認めなかった

・常に同調圧力をかけられた

・心身ともに限界だった

順番にみていきましょう!

 

師長が退職を認めなかった

わたしは勇気をだして退職を申し入れたことがあります。

しかし拒否された挙句、わたしへの嫌がらせが悪化。毎日出勤が嫌で泣いていました…

 

ブラックな職場では退職拒否が横行していますが、立派な法律違反です。

(強制労働の禁止)

使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。

引用元:WIKIBOOKS|労働基準法第5条

 

また、日本国憲法でも『職業選択の自由』が規定されています。

 

看護師問わず、退職拒否を理由に退職代行を使用する人は多いですよ。

 

常に同調圧力をかけられた

看護師あるあるだと思いますが、サービス残業や夜勤の連続など過酷な労働環境ですよね。

体力的にも精神的にも限界だったわたしは、師長に働き方の改善について相談しました。

すると、「みんな一緒。あなただけじゃない。」と一言。わたしの中で何かが崩れ落ちました。

 

同調圧力で労働者を洗脳しようとするのはブラック企業の特徴。

 

洗脳が進むと、気付かぬ内に精神病に侵される可能性があるので要注意です。

 

心身ともに限界だった

退職拒否や同調圧力、常態化した長時間労働などにより、わたしは生まれて初めて自殺を考えてしまいました。

今でも退職代行を使って本当に良かったと思っています。

 

自殺を考えたことのある方は、すぐ退職代行を使用してでも逃げるべきです。

 

命を落とすくらいなら、何も考えずに今の職場から離れて下さい。

今の時代、転職も当たり前、働き方も無限に広がっています。

 

心身の限界を迎えるまで職場と向き合えたあなたなら、きっと次のステージで活躍できるはずですよ。

 

退職代行を使う前に要確認!看護師業界特有のリスク

退職代行を使う前に要確認!看護師業界特有のリスク

看護師業界特有のリスクは下記2つ。順番に解説していきます!

・"御礼奉公"中の退職は交渉が必要

・業界自体が狭い

 

"御礼奉公"中の退職は交渉が必要

看護師特有の奨学金制度を『御礼奉公』といいます。

看護師や准看護師を目指して勉強する看護学生のため、さまざまな病院が奨学制度を用意しています。このとき、病院は奨学金を負担するかわりに、看護師資格を取得したらその病院で勤務することを看護学生と約束する

引用元:マイナビ看護師|奨学金のお礼奉公中に転職・退職するには?

 

もし御礼奉公中に退職代行を使われるのであれば、業者によく相談して下さい。

 

分割払いにするか、返済は不要とできないかなど業者が勤務先と交渉してくれます。

 

御礼奉公中の場合は、急に業者から退職の連絡をすると必ずトラブルになるので要注意です。

 

業界自体が狭い

民間企業と比べて業界自体が狭いため、噂が広がりやすく転職先に元同僚が転職してくる可能性も0ではありません。

 

なので、同じ業界内で転職するのであれば安易に退職代行を使わないのが賢明です。

 

Sさんのようにブラックな職場でないのであれば、師長に退職を申し入れてみて下さい。

 

わたしは元勤務先とは少し離れた地域の病院に転職しました。

同じ地域内だと、師長同士が繋がっていたりするのでリスクがあります…

 

退職代行を使った看護師の口コミ

退職代行を使った看護師の口コミ

SNS上で見つかった退職代行を使った看護師の口コミを挙げていきます。

 

 

 

 

 

あなたも上記のツイートに同意できる部分は多くないでしょうか。

わたしの同期も、1年間で半分以上が退職しました。

職場によっては離職率も驚くほど高く、看護師は本当に大変ですよね…

 

総まとめ:看護師も問題なく退職代行を使えます

退職代行を使った看護師

繰り返しですが、看護師でも問題なく退職代行は使えます。

 

ただし、『御礼奉公中・同じ業界内で同じ地域への転職』のリスクは覚えておいて下さい。

 

また、退職代行業者は必ず労働組合か弁護士が運営している業者を選ぶようにして下さいね。

 

業者選びで失敗したくない方は、以下記事から業者選定を行うと安心です。

(Sさんは『退職代行ガーディアン』を使用)

  • この記事を書いた人

ジョブクリーン編集部

編集長YUの経歴:上場銀行▶上場メーカー | ハイクラス転職活動経験あり | 自身の体験に基づいた転職・退職の記事を投稿 | 転職記事に関しては500名以上の転職成功実績をもつ『某大手現役キャリアアドバイザー』に監修済