
こんなお悩みを解決します!
本記事の内容
退職代行を使った看護士Sさんの体験談
看護師Sさんが退職代行を使った理由
看護師業界特有のリスク
退職代行を使った看護師の口コミ
結論、看護士でも退職代行は使用可能です。
理由は、看護師も会社員同様、法に守られた退職の権利があるから。
今回は、以前退職代行を使った知人の看護師Sさん(28歳女性)に話しを聞きながら、看護師の退職事情について解説していきます。
本記事を読むと、『看護師が退職代行を使う理由やリスク、失敗しない退職代行業者』が明確になります!

目次
退職代行を使った看護師Sさんの体験談

今回は、退職代行をご検討中のあなたにわたしの体験談をお伝えしますね。
ちなみに依頼した業者さんは『退職代行ガーディアン』です。
・就業規則を守らずとも退職できた
・パワハラ師長も案外あっさり退職を認めた
・転職活動の時間が確保できた

就業規則を守らずとも退職できた

一般企業の就業規則では『1ヵ月前』と規定されていることが多いため、長いといえます。
しかし、看護師も下記の法律によって"退職の申し入れから2週間後"に退職可能です。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
もう少し深掘りすると、就業規則よりも法律の方が優先されるため、就業規則を守らずとも退職できるのです。
また、業者が勤務先へ連絡した日以降は有給消化(欠勤扱い)で2週間経過させるので、即日から出社する必要がなくなります。
パワハラ師長も案外あっさり退職を認めた
おそらくあなたも『上司(会社)の反応』が不安で一歩踏み出せないのではないでしょうか?
しかし、業者選定さえ誤らなければ案外あっさり退職できるでしょう。

退職代行業者は以下3種類あり、労働組合か弁護士運営の業者選定が重要です。
運営主体 ↓ | 退職の意思伝達 | 法律事務 | 訴訟対応 | 相場感 |
株式会社 | 可能 | 不可能 | 不可能 | 1万円前後~3万円 |
労働組合 | 可能 | 可能 | 不可能 | 3万円前後 |
弁護士 | 可能 | 可能 | 可能 | 5万円以上+追加費用 |
※法律事務…有給消化、退職金、未払い給与などの各種"交渉" |
(スマホでは左右にスクロールできます)
業者選定で失敗したくない方は以下記事をご参照下さい!
転職活動の時間が確保できた
退職代行で素早く退職し、転職活動の時間を確保できたのは大きなメリットでした。

2週間もあれば転職エージェントから求人紹介を受け、選考まで進めるでしょう。
退職代行を使った形跡を残さないためにも、『退職後の空白期間』を減らす必要があります。
心身状態に余裕のある方は、転職活動も並行すると成功確率を上げられますよ!
看護師Sさんが退職代行を使った理由
Sさんが退職代行を使った理由は下記3つ。
・師長が退職を認めなかった
・常に同調圧力をかけられた
・心身ともに限界だった
順番にみていきましょう!
師長が退職を認めなかった
しかし拒否された挙句、わたしへの嫌がらせが悪化。毎日出勤が嫌で泣いていました…

ブラックな職場では退職拒否が横行していますが、立派な法律違反です。
また、日本国憲法でも『職業選択の自由』が規定されています。
看護師問わず、退職拒否を理由に退職代行を使用する人は多いですよ。
常に同調圧力をかけられた
体力的にも精神的にも限界だったわたしは、師長に働き方の改善について相談しました。
すると、「みんな一緒。あなただけじゃない。」と一言。わたしの中で何かが崩れ落ちました。

同調圧力で労働者を洗脳しようとするのはブラック企業の特徴。
洗脳が進むと、気付かぬ内に精神病に侵される可能性があるので要注意です。
心身ともに限界だった
今でも退職代行を使って本当に良かったと思っています。

自殺を考えたことのある方は、すぐ退職代行を使用してでも逃げるべきです。
命を落とすくらいなら、何も考えずに今の職場から離れて下さい。
今の時代、転職も当たり前、働き方も無限に広がっています。
心身の限界を迎えるまで職場と向き合えたあなたなら、きっと次のステージで活躍できるはずですよ。
退職代行を使う前に要確認!看護師業界特有のリスク
看護師業界特有のリスクは下記2つ。順番に解説していきます!
・"御礼奉公"中の退職は交渉が必要
・業界自体が狭い
"御礼奉公"中の退職は交渉が必要
看護師特有の奨学金制度を『御礼奉公』といいます。
看護師や准看護師を目指して勉強する看護学生のため、さまざまな病院が奨学制度を用意しています。このとき、病院は奨学金を負担するかわりに、看護師資格を取得したらその病院で勤務することを看護学生と約束する
もし御礼奉公中に退職代行を使われるのであれば、業者によく相談して下さい。
分割払いにするか、返済は不要とできないかなど業者が勤務先と交渉してくれます。
御礼奉公中の場合は、急に業者から退職の連絡をすると必ずトラブルになるので要注意です。
業界自体が狭い
民間企業と比べて業界自体が狭いため、噂が広がりやすく転職先に元同僚が転職してくる可能性も0ではありません。
なので、同じ業界内で転職するのであれば安易に退職代行を使わないのが賢明です。
Sさんのようにブラックな職場でないのであれば、師長に退職を申し入れてみて下さい。
同じ地域内だと、師長同士が繋がっていたりするのでリスクがあります…

退職代行を使った看護師の口コミ
SNS上で見つかった退職代行を使った看護師の口コミを挙げていきます。
「看護師資格があれば、いつでも自由に働けるね」って言う人もいるけど、実際はそんなに甘くない。一度就職するとなかなか退職希望を受理してもらえず、退職代行を使ってようやく脱獄できる真っ黒な業界ってことがよくある
— 揚げナス@109回組 (@agenasuko) September 16, 2021
一年目の年末に退職代行で看護師辞めたけど一ミリの後悔もなく年越しできそうです。
— ぽにょたん (@pooo_cha_n) December 29, 2021
ちなみにうちの職場の看護師は1番長い人で3年。他は1年以内。その時点でお察し。過去には退職代行使ったり、ある日突然来なくなった人ばかりらしい。事前に辞めるとわかっている人は退職日1か月前から無視らしい。(他の看護師に聞いた)
— あんこ@看護師109回生🤗💉派遣ナースになりました (@ponkotuanko) November 11, 2020
最初は8人いた新人看護師の同期が5月下旬の時点で3人辞めて、11月の時点で2年目の先輩、3年目の先輩がメンタルで休職してる中、年明け1発目で退職代行使って私が辞めるって、なかなかやばい病棟じゃない???これもう何が悪いって組織がいけない感じじゃない???結構な地獄
— あくびっち✴︎美容看護師 (@akubixxi) January 5, 2021
わたしの同期も、1年間で半分以上が退職しました。
職場によっては離職率も驚くほど高く、看護師は本当に大変ですよね…

総まとめ:看護師も問題なく退職代行を使えます
繰り返しですが、看護師でも問題なく退職代行は使えます。
ただし、『御礼奉公中・同じ業界内で同じ地域への転職』のリスクは覚えておいて下さい。
また、退職代行業者は必ず労働組合か弁護士が運営している業者を選ぶようにして下さいね。
業者選びで失敗したくない方は、以下記事から業者選定を行うと安心です。
(Sさんは『退職代行ガーディアン』を使用)