※本記事は500名以上の転職成功実績のある某大手現役キャリアアドバイザー監修済です

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本記事の内容
【朗報】銀行員こそ転職理由はポジティブに!
銀行員に多い転職理由とは?
銀行員の転職理由を明確にする方法やポイント
銀行員時代、実際に面接で受けた質問事項
【実例】転職理由はこう伝えました
今回は、銀行員の転職理由を上手く伝えるポイントについて、ぼくの実体験を交えながら解説します。
本記事を読むと、『面接官を納得させられる転職理由の作り方と伝え方』』が明確になります!

目次
銀行員こそ、転職理由はポジティブに!
銀行員こそ、転職理由はポジティブにすると効果的です。
なぜなら、銀行員に対する世間的なイメージは良いから。
転職エージェントの担当者・監修者・現職の人事担当に聞いたところ、銀行員は下記4つの良いイメージを持たれています。
数字に強そう
社会人としてのマナーが備わっていそう
勤勉で真面目そう
ストレス耐性が高そう
銀行員は、常に数字を追いかけられ…毎日数字とにらめっこし…厳しい縦社会で揉まれ…多くの資格取得をしてますからね。

【本音】銀行員に多い転職理由とは?
先日、元銀行員45人を対象に転職理由を調査したところ、下記5つの転職理由が多いと判明しました。
ノルマが厳しい
業界の衰退
待遇への不満
ワークライフバランスが両立できない
企業体質・人間関係に嫌気がさした
ぼくも完全に全て同意です。あなたも同意できますよね?笑

とはいえ、面接の場では本音を伝えるわけにはいかないので、次章から効果的な転職理由の作り方や伝え方に関して解説していきますね。
銀行員の転職理由について詳細が気になる方は、以下記事をどうぞ!
銀行員の転職理由を明確にする自己分析の方法
転職理由を明確にするには、自己分析が必須です。
理由は簡単で、"入行当初"と"現在"では抱いている夢や希望が異なっているからです。
働くうちにイメージとのギャップが生まれ、考え方も価値観も入行当初と大きく変わっているでしょう。
ぼくが転職エージェントの担当者とともに行った自己分析法は下記の通り。
・STEP1:過去、自分や銀行に抱いていたイメージを振り返る
・STEP2:現実とのギャップを認識
・STEP3:現在の自分は何を求めているかを言語化
・STEP4:銀行では叶えられない理由を言語化


自己分析ツールの併用も非常に効果的
上記の自己分析法は紙に書き出して行う自己分析法ですが、転職エージェントや転職サイトでは自己分析ツールが用意されています。
2回転職活動を行ったぼくがおすすめなのは、リクナビNEXTの『グッドポイント診断』です。
5分で完了する無料登録を終えると、約30分の濃厚な自己分析ができます。
忙しくてなかなか時間を取れない方、客観的に自己分析したい方に最適なツールです。

自己分析が適当だと、高倍率な優良企業への転職は難しくなります。
転職理由作成前に知るべき!銀行員が受ける質問事項
面接では実際にどんな質問を受けるか気になりますよね。
ぼくが銀行員から転職する際に受けた質問事項は、下記13個です。(赤字は頻出)
転職理由
(志望企業の)業界を選んだ理由&志望動機
前職での業務内容
前職ではどのくらいの責任を負っていたか
自己紹介を1分程度で もしくは 強みと弱み
これまで業務でぶつかった壁・どう乗り越えたか
仕事を進める上で工夫していること
これまでの仕事で最も誇れる実績や成功体験
転職活動の軸(前職を受けた際との比較もセットで)
"仕事"を通してどんな人間になりたいか
これまで最も努力したこと
3年?5年?10年?後にどうなっていたいか
人間関係で苦手なタイプや困った経験はあるか

どんな質問を受けるかは転職エージェントに聞くのが効率的です。
更に詳細を知りたい方は、以下記事をご参照下さい!

銀行員が転職理由を考える際のポイント4選
転職理由を考える際のポイントは、『採用担当の着眼点』を知ることです。
理由は、採用担当の着眼点を知っていればアピール内容を逆算できるからですね。
主な採用担当の着眼点は下記4つです。
・志望度は高いか
・部内の人間と上手くやれそうか
・転職理由と志望理由に一貫性があるか
・転職理由が他責思考ではないか
順番に解説していきます!

志望度は高いか
中途面接では、特に志望度の高さが重要視されます。
なぜなら、企業は早く入社してくれる人材を求めているからです。
もう少し深掘りすると、企業が中途入社を募集する基本的な理由は『人員補充』もしくは『事業拡大に伴う人員追加』のどちらかです。
つまり、志望度の高さを意識的にアピールすると有利になる可能性があります!
部内の人間と上手くやれそうか
当然ですが、部内の人間と上手くやれそうかも重要視されます。
中途採用を行うと、企業にはコストが発生するので長く働いてくれる人材を求めています。
また、上長としても多くの退職者を出すと人事部から目を付けられるため、早期離職は避けたいものです。
上手くやれそうか(協調性)の採用基準には、『謙虚さ』や『元気さ』が評価項目になっていることが多いですよ。

転職理由と志望理由に一貫性があるか
中途面接では、転職理由と志望理由の一貫性も重要です。
なぜなら、一貫性がなければ入社後にギャップが生まれる可能性が高く、早期離職に繋がる危険性があるからです。
また、一貫性がなければ"他社でも良いのでは?"という疑問を面接官へ与えます。
『自社じゃないといけない』と面接官を納得させられるよう、意識的に一貫性を持たせましょう!
転職理由が他責思考ではないか
転職理由は特定の人や会社のせいにせず、ポジティブに伝える必要があります。
理由は簡単で、「転職理由を他人のせいにする人=課題解決力がない人」だと判断されるからです。
中途入社には少なからず、自分で考え解決する力(課題解決力)が求められます。
『現職では〇〇という希望が叶わないため、御社で△△の仕事がしたい』など、やりたい仕事に目を向けて伝えると効果的でした。
第二新卒(新卒入社3年以内)はポテンシャルを見られる
第二新卒は実績やスキルよりも、入社後のポテンシャルを見られます。
なぜなら、第二新卒の多くは前職の企業カラーに染まっておらず柔軟な思考が可能だから。
事実、ぼくは約2年半でメーカーへ転職しましたが、最終面接の面接官だった役員に「キミはポテンシャル採用や!」と言われましたw

【例文付き】銀行員の転職理由の伝え方
結論から言うと、"やりたい仕事に目を向けた"転職理由に絞って伝えればOKです。
なぜなら、前章で解説した『採用担当の着眼点4選』を全て満たせるからです。
具体的には、下記の型をベースに考えると柔軟に対応できるでしょう。
『現職では〇〇という希望が叶わないため、御社で△△の仕事がしたい』
以上を踏まえて、ぼくが銀行から転職する際に使った実例を紹介します!
転職理由の本音:ノルマが厳しくて顧客本位の営業ができない

こう考えた理由は、マイナス金利で収益が悪化する中、手数料に特化したノルマ形態に変わりつつあるからです。
具体的には、人材紹介会社へ取引先を繋いだり、保険商品などを半ば強引にでも乗り換えてもらわないと達成できないノルマ形態になっています。
営業職のためノルマ達成に尽力するのは当然ですが、私はお願いばかりの営業ではなく、本当に喜ばれる営業をしたいと考えています。
以上から、御社のようなメーカーで顧客のニーズを形にする仕事に興味があり、転職を希望しています。

黄色線の部分は『ノルマを達成するには時にはお願い営業も必要だよ?』という予想できる反論を消しています。
また、銀行では顧客のニーズを形にできないので、反論もありませんでした。
上記の通り、"やりたい仕事に目を向けた"転職理由に絞って伝えればOKですよ!
総まとめ:転職理由を上手に伝え、脱!銀行員
繰り返しですが、銀行員は良いイメージを持たれています。
転職理由をやりたい仕事に目を向けて伝えると、ポジティブでありあなたのポテンシャルも伝わるでしょう。
第二新卒の間であれば、異業種転職のハードルは高くありません。
効率よくキャリアアップするためにも、プロを頼って転職を全力サポートしてもらいましょう!
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