こんにちは、ゆうです。
この記事では、投稿でお伝えした、『失業手当・再就職手当・求職者支援制度』の概要と受け取り方をまとめていきます!
色んなケースによって対応が変わるので、電話して確認されるのが最も早くて安心です!
できるだけわかりやすくお伝えはしますが、どうしてもぼくの方では断言しにくい部分もあるので、ご了承ください🥺
単純なご質問であれば、気軽にDMしてくださいね!
①失業保険(失業手当)について
失業手当とは、「仕事を退職をした方が経済的な心配をせずに就職活動できるよう、失業中に国がお金を支給してくれる制度」のこと。
再就職するまで、一定の生活資金をもらえるイメージです。
一般的には、失業保険/失業手当/失業給付金などと呼ばれていますが、正式名称は「(雇用保険の)基本手当」といいます。
失業保険は、会社が加入している「雇用保険」を使って受給できるんです!
受け取るための条件
失業保険を受け取るための条件は、以下のとおりです。
- 失業状態である
- ハローワークに求職の申し込みをしている
- 一定期間、雇用保険に加入している
それぞれかんたんに解説していきますね!
失業状態である
失業状態とは超ざっくり言うと、「就職する意思や能力はあるけど、まだ就職先が決まっていない状態」を指します。
なので、以下のようなケースは受給の対象外です。
- 家業に専念することになった/家業や家事の手伝いで働けない
- 学業に専念することになった
- すでに次の就職先が決まっており、転職活動をする予定がない
- 自営業を始めた(準備を含む)
- 会社や団体などの役員に就任した(予定や名義だけの場合も含む)
- 傷病手当金をもらいながら休職していて、失業保険も欲しい
「自分の場合はどうだろ…?」と思ったら、近所のハローワークに電話確認してみてくださいね!
ハローワークに求職の申し込みをしている
退職後、ハローワークで求職の申し込み(ネットでも可)をする必要があります。
訪問するなら、ハローワークで渡される「求職申込書」に氏名・住所・就職の希望条件などを記入し、「ハローワーク受付票」を受け取りましょう。
必要なものは以下のとおりです!
「離職票」は会社を辞めて、約2週間後に郵送されてくる書類です。
なので、このハローワークでの求職手続きは、退職後にしかできません!
一定期間、雇用保険に加入している
「どんな理由で退職するか(したか)」によって、雇用保険に加入しておかなければならない期間が変わります。
退職理由によって、A・B・Cの3種類に分けて解説しますね!
A:一般的な自己都合退職の場合
ほとんどの方がこれに該当します。
キャリアアップ/職場への不満解消/定年退職などの自己都合により、退職した方を指します。
退職日以前の2年間に、12カ月以上雇用保険に加入していれば対象
ちなみに、直近あなたがどのくらいの期間、雇用保険に加入していたかは、ハローワークへの訪問orマイナポータルで確認できます!
別の理由で退職される(予定)の方は↓をタップしてね!
その他の理由で退職される(予定)の方は…
B:会社の倒産や解雇などによる退職(特定受給資格者)
会社の倒産や解雇などの理由により、再就職の準備をする余裕がなく、退職することとなった方を指します。
退職日以前の1年間に、6カ月以上雇用保険に加入していれば対象
C:契約の打ち切り/病気・けが/出産/配偶者の転勤など、やむを得ない理由による退職(特定理由離職者)
やむを得ない理由で失業した方を指します。
退職日以前の1年間に、6カ月以上雇用保険に加入していれば対象(Bと同期間)
もらえる金額のイメージ(計算方法)
dodaさんの計算ツールがわかりやすいので、ぜひお使いください!(ページ開いて真ん中くらいに出てきます)
「6ヵ月間の賃金総額」は、給与明細の数字を足せば、ざっくり計算できますよ!
②再就職手当について
再就職手当とは、①の失業保険受給中の方が、早期に就職した時にもらえるお金のこと。
就職が決まったらそこで失業保険の受給は終了となりますが、その代わり、失業保険の受給期間の残り日数に応じて再就職手当がもらえます。
はやく再就職した分だけ、もらえるお金も増えますよ!
受け取るための条件
条件は、以下すべてをクリアしていればOKです。
- 失業保険の受給手続きをして7日間以内に再就職する
- 失業手当の給付期間の残りが、3分の1以上である
- 再就職先が前職の会社と人事や資金、取引などで深い関係でない
- 再就職先で1年以上働ける見込みがある
- 過去3年以内に、同様の手当を受けていない
- 受給資格決定前に再就職先が内定していない
- 再就職手当の支給決定日までに離職しない
再就職手当の受給手続きをしたいときは、まずハローワークに、就職が決まった旨を報告してください!
すると、次の就職先に記入してもらう「採用証明書」などの案内をしてくれるはずです。
もらえる金額のイメージ(計算方法)
まず失業保険を受給しないと金額の算出は難しいですが、わかりやすい計算サイトを見つけたので貼っておきます!
失業保険の「支給残日数(あと何日分残っているか)」によっては、そこそこもらえる可能性がありますよ。
③求職者支援制度について(※条件は厳しめ)
求職者支援制度とは、再就職や転職、スキルアップを目指す人を支援する国の制度です。
条件を満たせば、以下を受給できます。(条件は少し厳しめ)
- 月10万円の給付金
- 職業訓練受講給付金(好きなスキルアップ講座が無料で受けられる)
受け取るための条件
10万円の給付金・訓練受講給付金の条件は、以下のとおりです。
くわしい内容は、『はらっちチャンネル』さんの動画がわかりやすいから見てみてね!
もらえる金額のイメージ(計算方法)
- 月10万円の給付金:2〜6ヵ月、ハローワークと要相談
- 職業訓練受講給付金(好きなスキルアップ講座が無料で受けられる):講座によって異なるが、テキスト代以外補助してくれる
くわしくは、『求職者支援制度のパンフレット』をご覧ください!
【必見】そもそも、今の会社を退職すべきか/正しい退職方法がわからない方へ…
『転職/退職の全体像』を1本の動画にギュギュッとまとめました!
調べるのが大変な情報を濃縮したので、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです!
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