退職代行 退職代行お悩み解決

【新卒が退職代行を使用する注意点2選】慎重に検討すべき

新卒は退職代行を使っても良いのか?

・新卒でも退職代行を使えるの?

・新卒が退職代行を使用する際の注意点はある?

こんなお悩みを解決します!

 

本記事の内容

新卒でも退職代行の使用は可能

新卒で退職代行を使用する際の注意点

退職代行の使用を考え直すべきケース

退職代行を使用した新卒の方々の体験談

 

あなたは「新卒入社した会社キツいなぁ…退職代行使って辞めたいけどそもそも使えるの?どんな注意点があるの?」とお悩みですよね。

 

結論、新卒の方でも試用期間中でも退職代行の使用は可能ですが、注意点があります。

 

今回は重要な注意点や使用を考え直すべきケースを解説しつつ、社会人6年目(転職・新卒OJT経験有)、転職・退職の情報発信者として中立な意見をお伝えします。

 

本記事を読むと『あなたは退職代行を使用すべきかどうか』が判断できます!

 

退職代行の概要・メリット・デメリットを知りたい方はコチラの記事をどうぞ!
筆者YU

 

 

新卒でも退職代行の使用は可能

退職代行で退職できた新卒

繰り返しですが、新卒の方でも退職代行は使用可能です。

なぜなら、退職代行を使用するにあたり勤続年数は全く関係ないからです。

 

新卒入社してすぐの方は「有給休暇がないから不安…」という声がよく挙がりますが、欠勤扱いで対応可能なので心配不要です。

 

参考程度に、有給休暇の付与日数は労働基準法第39条で規定されており、『勤続6ヵ月で10日』付与されます。

 

また、親や転職先に退職代行を使ったことがバレないかを不安視されている方も多いですが、基本的にバレることはありません。

 

加えて、訴訟を心配する声もよく挙がりますが、新卒の方に重要な任務を与えていることはないはずなので心配不要です。

 

新卒で退職代行を使用する際の注意点2選

新卒が退職代行を使用する際の注意点

新卒で退職代行を使用する注意点は下記2つ。

・短期離職の事実は残る

・"退職代行中毒"になる可能性がある

順番に解説していきます。

 

短期離職の事実は残る

退職代行を使用しても通常の段取りで退職した場合と同様、離職票には『自己都合退職』と記載されるため、退職代行を使用した履歴は残りません。

 

しかし入社後すぐに退職した場合、短期離職した事実は残るので注意が必要です。

 

転職活動では在籍期間も重要な指標となるので、安易な短期離職は避けるべきです。

 

しかしどうしても退職する場合は、下記のように前向きな退職理由を用意し面接官へアピールして下さい。

希望の職種についてスキルアップを目指したい

休日を確保された環境で働き、業界を深く理解する勉強時間を確保したい

 

例外:入社数ヶ月での退職は"ありのまま"を伝えるべき

先日、以下のように新卒入社6ヵ月目の看護師A子さんから相談を受けました。

新卒6ヵ月目で退職代行を使用したいと相談を受けた履歴

現在新卒1年目、入社約半年ですが退職代行を利用しようか迷っています。

看護師をしているのですが、院長に嫌われているのか高圧的な態度で毎日怒られどうしても仕事に行きたくありません。

私のような短い期間で退職代行を使うと良くないでしょうか?

 

相談に乗らせて頂いた結果、退職代行で退職され、現在は別の病院で前職と同程度の雇用条件で働かれています。

 

A子さんが転職面接で伝えた内容を伺いましたので紹介します。

正直に院長から受けたパワハラを告白

A子さんなりに院長と距離を縮めるべく工夫した点をアピール

院長が高圧的な態度だったのは自分に問題がなかったか振り返ったことをアピール

ぶっちゃけ入社数ヶ月で前向きな退職理由を考えるのは難しいので、ありのままの職場事情を説明し、『自分なりの努力』を伝えれば転職成功の可能性は上がるでしょう。

 

"退職代行中毒"になる可能性がある

退職代行は、通常の退職手続きに比べて驚くほど楽でストレスフリーです。

 

注意すべきは、楽さを知ってしまったが故に以下のように退職代行中毒になることです。

 

退職代行は費用がかかる上に円満退職は非常に難しくなるため、せっかくできた人間関係もなくなるのがデメリットといえます。

 

人間、できるだけ楽をしたい生き物なので退職に限らず嫌なことがあったらすぐに逃げるクセがつかないように注意することは大切です。

 

新卒が退職代行の使用を考え直すべきケース

退職代行の使用を考え直すべき人

新卒の方が退職代行の使用を考え直すべきケースは下記3つ。

・退職したい理由が単純すぎる

・心身状態が健全

・一時の感情で退職を考えてしまっている

順番に解説していきますが、全て該当しない方は以下記事をご参照下さい!

 

退職したい理由が単純すぎる

退職したい理由が単純すぎる場合は、退職代行の使用を再検討すべきです。

なぜなら、退職後に後悔する可能性があるからです。

 

具体的に、下記のような退職理由ならばまずは上司や先輩へ相談することをオススメします。

営業で数字が取れなくてキツい

仕事へのやりがいが感じられない

職場に合わない人がいる

上司とコミュニケーションを取りづらい

職場の雰囲気が悪く、居心地が悪い

実は上記全てぼくが実際に経験し乗り越えた問題なのですが、同僚に相談することで案外簡単に改善できるケースは多いです。

 

特に新卒の時って右も左もわからず、ただひたすら雑務や指示された作業を淡々とこなす場面が多いため、やりがいを感じづらいですよね。

 

あなたが感じていることの大半は先輩や上司も経験し、乗り越えてきている問題です。

 

辞めて後悔するのが最も最悪なので、退職理由とはじっくり向き合って下さい!

 

心身状態が健全

心身状態が健全で、どうしても退職したいなら一度上司へ相談することをオススメします。

理由は、心身状態が健全=過酷な環境や悪質な上司ではない可能性があるからです。

 

ぼくは心身状態こそ健全でしたが、仕事がキャパオーバーで辞めたい時期がありました。

 

しかし上司へ相談することで業務配分の見直しを行い、ぼくが希望する仕事を任せてもらえ、「辞めなくて良かった」と思えた経験があります。

 

上司も部下からの意見を実は気にしてるので、「新卒だから…」とためらわず思ったことは申し入れてみて下さい!

 

「上司がパワハラ・職場環境が劣悪・退職を拒否される」場合は時間のムダなので退職代行を使ってもいいかもしれません。
筆者YU

 

一時の感情で退職を考えてしまっている

腹立つことがあったり、上司からキツく怒られた時って「もう辞めてやる!」と思っちゃうことありますよね。

 

でもそんな時こそ一度冷静になってみて下さい。

上司はあなたに期待して厳しいことを言った可能性がありますし、乗り換えた先には『成長』が待っているはず。

 

ぼくはこれまで2社経験してきましたが、控え目にいっても1,000回くらいは「辞めてぇ…」と思ったことがありますww

 

社会人として働いていると、理不尽でブチ切れそうなことはたくさん起こります((+_+))

 

繰り返しですが、退職後に後悔するのが最も最悪なので、一度退職代行のことは忘れて冷静になってみて下さい。

 

退職代行を使用した新卒の方々の体験談

ストレス・ノルマ・責任からの解放

Twitterで見つかった、新卒で退職代行を使用した方々の体験談を紹介していきます。

 

 

 

 

「退職が楽、体調を壊す前に使って良かった」という声が多いですね。
筆者YU

 

筆者(社会人6年目、転職・退職情報発信者)の中立な意見

社会人歴6年目・新卒OJT経験ありの筆者からのアドバイス

結論から言ってしまうと、心身状態に影響が出ていて退職を申し入れることができない環境であれば退職代行を使用すべきです。

 

理由はシンプルで、1番大切なのは体だからです。

例えば無理に出勤し続けた結果うつ病になり、完治までに長期間必要とした場合、非常に多くの時間を失います。

 

うつ病になる前に退職代行を使って退職すれば、数ヶ月後には転職先で活き活きと働いているかもしれません。

 

一方、「心身状態は健全・退職したい理由が単純・一時的な感情」である方の退職代行はオススメしません。

 

理由は前述の通り、退職後に後悔する可能性があることと、転職面接で前向きな退職理由を用意するのが難しいからですね。

 

「それでも退職したい!」という方は、まず転職先を決めてから退職するのが最も賢明です。

 

勢いに任せて退職⇒転職先が決まらない⇒空白期間が長くなる⇒更に転職先が決まらない…といった無限ループになると本当に人生損します。

 

以上をまとめます。

心身状態に影響が出ている方

…うつ病になる前に退職代行を使うべき

心身状態に影響がない方

…まずは転職先を決め、足元を固めてから退職するのが安全

 

オススメの退職代行業者は以下記事をどうぞ!

 

オススメの転職エージェントは以下記事をどうぞ!

 

総まとめ:新卒の退職代行使用は慎重に!

まとめ

本記事の要点を簡単にまとめます。

 

新卒の方でも退職代行の使用自体は何ら問題なし

有給が余ってなくても欠勤扱いで対応可能

 

新卒の方が退職代行を使う注意点は下記2つ

短期離職の事実は残る・退職代行中毒になる可能性がある

 

新卒の方が退職代行の使用を考え直すべきケースは下記3つ

心身状態は健全・退職したい理由が単純・一時的な感情

 

筆者(社会人6年目・転職経験あり・転職退職の情報発信者)の意見

・心身状態に影響がある⇒うつ病になる前に退職代行を使用すべき

・心身状態に影響がない⇒まずは転職先を決めてから退職すべき

 

本記事の内容を少しでも参考にして頂けると幸いです。

 

  • この記事を書いた人

ジョブクリーン編集部

編集長YUの経歴:上場銀行▶上場メーカー | ハイクラス転職活動経験あり | 自身の体験に基づいた転職・退職の記事を投稿 | 転職記事に関しては500名以上の転職成功実績をもつ『某大手現役キャリアアドバイザー』に監修済