今回は、銀行NISAをSBI証券・楽天証券に乗り換える手順について解説します!
タイミングなどの注意点もあるので、最後まできちんと確認してください。

安い手数料で様々な投資先が選べるようにサクッと変更しましょう!
- 1人1口座しかつくれない
- 1年毎にしか金融機関が変えられない
- 金融機関によって投資商品が変わる
- 金融機関によって手数料が変わる
SBI証券・楽天証券に乗り換える3ステップ


銀行で変更手続きをする(2社共通)
まずは今NISA口座を開設している銀行で変更の手続きをします。



SBI証券も楽天証券も共通です!
銀行によって手続きの受付が異なるので、下記以外の銀行はネットで調べてみましょう。
主要な銀行 | NISAの変更手続き方法 |
---|---|
ゆうちょ銀行 | 投資信託口座保有店 |
三井住友銀行 | 本支店窓口 |
三菱UFJ銀行 | 店頭窓口または郵送 |
みずほ銀行 | 店頭窓口 |
りそな銀行 | 店頭窓口 |



口座を作った銀行の支店に電話して、「NISAの移管手続きをお願いします」と伝えてね!
手続きに必要なものも銀行によって異なるため、ついでに聞いてから手続きを進めましょう。
- キャッシュカード
- 届出印
- 本人確認書類など
手続き後、銀行から郵送で以下いずれかの書類が届くので、無くさないようにご注意ください。
- 勘定廃止通知書
- 非課税口座廃止通知書
SBI証券・楽天証券で「NISA口座」を申し込む
銀行から廃止通知書が届いたら、SBI証券・楽天証券でNISA口座の申し込み手続きをします。



証券口座を開設済みの方・未開設の方で異なるので、それぞれ説明します。
SBI証券で開設済み
すでに開設済みの方は、SBI証券の公式ページからログインすると手続きが進められます。
- 左上アイコン(≡)からNISAをタップ
- スクロールしてNISA口座開設をタップ
- 他社からのNISA乗り換えをタップ
- 廃止通知書の整理番号を入力
- 本人確認をする(ネット or 郵送)



これで口座の申し込みは完了です!
SBI証券が未開設
まずはSBI証券で証券口座を開設する必要があります。
SBI証券は無料・最短5分で始められるので、こちらから登録を進めましょう。
くわしい登録手順を知りたい方は、「SBI証券の始め方!完全攻略ガイド🔰」で画像付きで紹介しているのでご覧ください。





SBI証券にNISA口座を変更する手続きも、口座開設の申し込みの中で申請できます!
楽天証券で開設済み













整理番号は、銀行で受け取った廃止通知書の番号です。





これで口座の申し込みは完了です!
楽天証券が未開設
まずは楽天証券で証券口座を開設する必要があります。
楽天証券は無料・最短5分で始められるので、こちらから登録を進めましょう。
くわしい登録手順を知りたい方は、「楽天証券の始め方!完全攻略ガイド🔰」で画像付きで紹介しているのでご覧ください。
SBI証券・楽天証券に変更完了する
STEP2の手続きが完了したら手続きは完了です!
SBI証券・楽天証券は廃止通知書などの提出は不要なので、審査が通れば手続きは完了です!



お疲れさまでした!
SBI証券ではこのような審査結果が、マイページに届くので「重要なお知らせ」から確認しましょう。





楽天証券はメールで開設完了メールが届きます!
SBI証券・楽天証券に乗り換える注意点
変更できるタイミングが決まっている
金融機関を変更するときは、変更したい年の前年10月〜当年9月末までに、SBI証券・楽天証券に申し込みの必要があります。





変更できるタイミングが限られているので、スケジュール管理が大事です!
翌年1月の取引開始には期限がある
翌年1月から始めるには、前年10月〜12月に手続きを完了させなければなりません。
ただし、12月に手続きをすると間に合わないことがあるため注意が必要です。
- 廃止通知書の発送に2週間ほどかかる
- 銀行の繁忙期の処理が遅れることがある
そのため、遅くても12月1週目までには手続きを済ませておくことがおすすめです!
- Q 10月に解約手続きをしても、11月・12月は銀行NISAで積立が継続 投資されますか?
-
10月に解約手続きをしても、12月までは銀行NISAで積立が継続されて投資されます。
翌年1月から、乗り換え先の金融機関で積み立てを始められますよ。
変更前のNISA口座で投資しない
銀行NISAで1月〜9月にNISA投資をしてしまうと、SBI証券・楽天証券に変更できるタイミングは翌年からになってしまいます。
SBI証券・楽天証券へ 変更できるタイミング | 説明 | |
---|---|---|
2026年1月 銀行NISAで買付 | 2027年1月から | 1月〜9月に一度でも買付するとNISAの金融機関変更NG |
2025年12月 銀行NISAで買付・廃止 | 2026年1月から | 12月に銀行NISA廃止が完了しているので翌年からSBI証券・楽天証券に移管OK |
2025年12月 銀行NISAで買付・積立停止 ※年末に廃止が間に合わない | 2026年2月から | 12月に銀行NISAの廃止が間に合わなくても1月に銀行NISAで投資していなければ2026年に移管OK |
移管のタイミングがズレる原因として、「積立停止設定を忘れること」が挙げられます。
銀行NISAの廃止と共に積立設定は解除されますが、廃止が12月に間に合わないときは、自動積立のキャンセルを銀行窓口で申請しましょう。



11月末までに銀行で手続きをして、スムーズな移管ができるようにしましょう!