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【転職した元銀行員が語る!】銀行員のつらいこと・大変なこと

銀行員
本記事では、下記のようなお悩みを解決します。

「世の中の銀行員はつらいの?大変なの?」

「銀行員がつらくて大変なんだけどどうしよう

 

本記事の内容

・多くの銀行員が抱えるつらいこと・大変なこと

・筆者が転職を経て感じたこと

・銀行員は転職に有利?具体的な転職先は?

 

銀行員って本当辛くて大変ですよね。。

私は新卒で第1地銀に入行し、約2年半でメーカーへ転職した経験があります。

 

転職して心身ともに健康になり、笑顔も増え、年収も上がりました。

 

本記事では、しんどい想いをされているあなたに転職を経て感じたこと・学んだことを含め、銀行に無理して残る必要性の無さをお伝えしていきます。

 

多くの銀行員が抱えるつらいこと・大変なこと

つらい

先日、以下記事執筆の際に元銀行員の知人23に転職理由を調査しました。

 

多かった転職理由は下記5つでした。

・ノルマが厳しい

・銀行業界自体が衰退していっている

・現状の給与に納得できないから

・転勤が多くワークライフバランスの両立ができない

・企業体質・人間関係に嫌気が差した

 

寄せられた転職理由は共感できるものばかりで、特に多かったのはやはり『ノルマが厳しい』でした。

 

残高目標や新規先獲得に加えて、クレジットカードやiDecoなど諸項目のノルマも多すぎますよね。

ノルマを達成できなければ厳しい人格否定上司の徹底的な管理に合う方も見てきました。

 

以下のような事件も起こっていますし、転職した私が当時を振り返っても銀行はキツすぎました。

sinnbunn
引用元:日本経済新聞|過労自殺で株主訴訟 肥後銀元行員の妻

 

加えて、マイナス金利の影響で銀行業界自体が衰退し、「銀行は安定」とは決して言えない状況です。

 

つらいこと・大変なことに耐え続ける必要はないですよ!

転職

本章が特にお伝えしたい部分ですが、自身の転職経験を通して、無理して銀行員でいる必要は無いと強く感じました。

 

私が銀行を辞めて後悔した点、良かった点は下記の通りです。

辞めて後悔した点

・残業が増えた

・長期休暇で平日に旅行に行きづらくなった

・銀行の社会的信用度は高かった

 

辞めて良かった点

・厳しいノルマから解放された

・重苦しい雰囲気から解放された

・休日含め時間を有効活用できるようになった

・年収が上がった

・家族の笑顔が増えた

 

ご覧の通り圧倒的に辞めて良かった点の方が多かったですね。

仮に年収1,000万円にするから戻ってきてくれ!と言われても断るレベルです(笑)

 

私の心身状態が好転したことはもちろん良かったですが、家族と過ごす時間と笑顔が増えたのが1番良かったかなと感じています。

 

以下記事では31人の元銀行員に辞めて後悔した点、良かった点を調査しましたので気になる方はご参照下さい!

 

銀行員って転職に有利なのか?

疑問

転職するにしても、「銀行員って転職に有利なの?!」と疑問を持ちますよね。

 

結論、"銀行員ブランド"は存在し下記のように良いイメージを持たれている為、有利と言えます。

・財務諸表を読めたり決算書を読めたり、数字に強そう

・厳しい縦社会で育ってきた為、最低限の社会人のマナーが備わっている

・様々な資格を取得しており、勤勉で真面目

・厳しい営業ノルマを与えられてきた為、ストレス耐性が強い

 

あなたも納得できる部分はあるのではないでしょうか?

特に資格勉強がバカみたいに多いので、嫌でも勤勉で真面目になりますよね(笑)

 

あくまでイメージですが、初めから良いイメージがあるだけでも面接官に興味を持って貰いやすいので有利です。

 

詳細は以下記事で解説していますので、ご参照下さい!

 

銀行員からの具体的な転職先は?

転職

銀行員がどんなところへ転職しているのかも気になりますよね。

 

結論、年代によって変わります。

なぜなら、20代(特に若い内)は実績よりもポテンシャルで採用されるのに対し、30代以降になると「即戦力になるか」が採用の鍵になるからです。

 

元銀行員の知人(20代)23人の調査によると、下記が転職先の多くを占めています。

・同業種(外資系金融機関&国内保険会社) ※23人中2名

・異業種(公務員・ITベンチャー・メーカー・商社)

 

23人中、21人が異業種へ転職できていることが分かります。

銀行員はつぶしが利かないので、異業種へ興味がある方は今すぐに行動されることをオススメします。

 

一方、30代以上になると下記のように同じ金融業界内で転職する先輩を多く見てきました。

・外資系金融機関

・リース会社

・クレジットカード会社

・ネット銀行  etc...

 

30代以降の銀行員は『即戦力となるスキルが無い』ケースが多い為、安定して高収入を得られる金融業界内での転職が多くなる傾向があります。

 

詳細は以下記事で解説しておりますので、ご参照下さい!

 

転職活動は在職中か退職後どちらに行うべき?

疑問

転職活動を行うタイミングについても気になりますよね。

 

結論、あなたの考え方(環境)で決まります。

 

なぜなら、職場環境や業務内容(営業職?事務職?)、時間に余裕はあるか、自分に自信があるか、貯蓄はあるかなどによって変わるからです。

 

具体的に、在職中に転職活動すべき方の特徴・退職後に転職活動すべき方の特徴を挙げていきます。

 

在職中に転職活動すべき方の特徴

・性格的に、退職して時間が出来るとダラけてしまう可能性がある

・面接が苦手で内定を獲得できる自信があまり無い

・貯蓄があまり無い

・営業職で時間の調整は比較的可能

 

退職後に転職活動すべき方の特徴

・辞めたら最短最速で転職活動に向き合える自信がある

・じっくり自分と向き合って後悔の無い転職活動にしたい

・自分は内定を獲得できる人材だ!という自信がある

・ある程度の貯蓄がある(目安:2~3ヵ月)

・事務職や家庭の事情等で時間の調整が難しい

 

こちらも詳細は以下記事にまとめておりますのでご参照下さい!

 

総まとめ

まとめ

繰り返しですが、銀行は本当につらくて大変です。

更に今後はAIやフィンテックが導入されリストラや出向も増え、激動の業界になるでしょう。

 

そんな未来を先読みし、あなたの心身が健康でいられる環境になることを祈っております。

 

転職は勇気のいる行動ですが、私のように大きく人生を好転させた人間もいますので視野に入れてみて下さい!

 

今回は以上です。ありがとうございました。

 

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  • この記事を書いた人

ジョブクリーン編集部

編集長YUの経歴:上場銀行▶上場メーカー | ハイクラス転職活動経験あり | 自身の体験に基づいた転職・退職の記事を投稿 | 転職記事に関しては500名以上の転職成功実績をもつ『某大手現役キャリアアドバイザー』に監修済