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元銀行員45人の転職先は?25歳で異業種転職した僕が語る

転職
※本記事は500名以上の転職成功実績のある某大手現役キャリアアドバイザー監修済です

銀行員の転職先ってどんな企業があるのかな?銀行員を必要としている企業や元銀行員は実際どんな企業に転職したのかも知りたいな…

こんなお悩みを解決します!

 

本記事の内容

よくある銀行員の転職理由+α

【年代別】銀行員の具体的な転職先

【朗報】銀行員に対する転職先のイメージはいい!

【プロ直伝】銀行員を求める企業(部署)とは?

転職成功者の筆者がオススメする転職エージェント

 

銀行員はノルマも厳しく、業界も衰退の一途をたどるばかりで転職を考えますよね。

 

一方で、実際どんな転職先の選択肢があるか分からず、世間的に"安定"といわれる銀行からなかなか転職に踏み出せない気持ちも分かります。

 

そこで本記事では、ぼくが異業種転職した体験談・同期や知人(元銀行員)の転職先に関する調査結果を大公開していきます。

 

本記事を読めば『銀行員の具体的な転職先・銀行員を求めている企業』が明確になります!

 


 

よくある銀行員の転職理由+α

退職したい人

以下記事で調査しました元銀行員の多かった転職理由は下記5つでした。

ノルマが厳しい

銀行業界自体が衰退していっている

現状の給与に納得できないから

転勤が多くワークライフバランスの両立ができない

企業体質・人間関係に嫌気が差した

 

おそらく本記事をご覧のあなたも納得できる部分が多いと思います。

 

本章では上記5つに加え、ぼくが転職して感じた『銀行員時代に損していたこと』を2つお伝えします!

 

イエスマンになっていたこと

銀行は厳しい縦社会で上司に逆らえない風潮のため、イエスマンになりがちですよね。

 

しかし銀行から出ると完璧なマニュアルはなく、常に「あなたなりの意見」を求められます。

 

要するに『あなたなりの新しい切り口やアイデア』を出す必要があり、イエスマンでは通用しなくなるのです。

 

ぼくは転職して上司に意見を求められた際、創造力不足を痛感し、反論もできませんでした。。

 

もちろん支店の雰囲気や上司の人柄で大きく変わりますが、ぼくの所属支店では『上司のいうことが全て』でした。本当に損をしていたと思います。
筆者YU

 

何のスキルもつかないムダな作業が多すぎたこと

銀行はコンプライアンスや個人情報保護が厳しく、下記のようにムダな作業が多すぎます。

本部や他支店からくる郵便物到着時の警備

保険や投資信託の大量すぎる資料の差し替え

無数にある扉の鍵の開け閉め

顧客から何かを預かった時の証明資料の整理

顧客が書き間違えていたらわざわざ訂正印をもらいにいく

しかもこれら5つは毎日行うものが多く、本当に何のスキルもつきませんよね。。

 

金融業界から出るとムダすぎる作業がなくなり、時間の面でも損をしていたと実感しました。

 

【年代別】銀行員の具体的な転職先

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ここでは20代・30代以降に分けて、どのような転職先があるのか順番に解説していきます。

 

20代元銀行員45人の転職先を徹底調査!

20代元銀行員45人に転職先を徹底調査しました。結果は以下の通りです。

n=45人金融業界内転職異業種転職
退職時期外資系政府系保険・証券公務員メーカー商社コンサル人材その他
入社3年以内101434225
入社3年以降34342131 2
合計(人)
444855537
1233

(スマホでは左右にスクロールできます

 

ご覧の通り、20代銀行員の多くが異業種転職に成功しています。

最も多かったのは公務員。さすが安定大好きな銀行員ってな感じですね。

 

その他には不動産会社やITベンチャーなどが含まれています。

 

特に入社3年以内では第二新卒扱いになるので、異業種転職しやすくなります。

理由は、実績よりもポテンシャル重視で採用されるからです。

 

監修元CA
異業種へ興味がある方は早いうちに転職活動すると良いですよ。昇格して給与が上がると、保有スキルと希望年収に乖離が発生するため、異業種転職は難しくなります。

 

30代以上銀行員は金融業界への転職が多くなる

結論、30代以降の銀行員は異業種転職のハードルが高まります。

なぜなら、即戦力となれるかを重視されるからです。

 

監修元CA
30代以降の銀行員は世間一般的にみると給与は高い割に、銀行でしか使えないスキルが多くを占めています。対人能力や忍耐力の高さは強みですけどね。

 

30代以降になると家庭をもっている方が多く、年収が下がるリスクをとらない傾向があるため金融業界内での転職が多くなります。

 

監修元CA
具体的には下記のような転職先が多いです。

外資系金融機関

リース会社

クレジットカード会社

ネット銀行

証券・保険会社

 

宅建をもっていて不動産会社で年収UPさせた先輩もいましたし、あくまで傾向です。

 

ただ、事実として異業種転職を目指すなら早い方がいいのは間違いありません。

 

【朗報】銀行員に対する転職先のイメージはいい!

印象が良い

下記の方々に聞いた話しですが、特に20代の銀行員は転職先から歓迎される傾向にあります。

・転職活動時に受けた13企業の採用担当者

・転職活動時のキャリアアドバイザー(CA)

・監修元CA

・現職の部長や執行役員

 

なぜなら『銀行員=勤勉=優秀』という"銀行員ブランド"があるからです。

 

その他にも、下記のような良いイメージがあるそうです。

財務諸表を読めたり決算書を読めたり数字に強そう

厳しい縦社会で育ってきたため、社会人としてのマナーが備わっていそう

様々な資格を取得をしていて、勤勉で真面目そう

厳しい営業ノルマを与えられてきたため、ストレス耐性が高そう

 

これら4つの良いイメージは自己PRや前向きな退職理由に落としこんでフル活用しましょう!
筆者YU

 

銀行員が転職に有利かについて詳しく知りたい方は以下記事をご参照下さい。

 

異業種転職は20代早い内がいいと感じた筆者の体験談

転職

ぼくの体験談から断言しますが、異業種転職するなら確実に早い方がいいです。

なぜなら、銀行員は想像以上に『つぶしが利かない』からです。

 

具体的には転職初日から下記のような壁にぶちあたりました。

・パソコンスキルが乏しくExcelやWord、PowerPointの操作が遅すぎる

・メールの構成が分からない(銀行は基本電話でのやり取りが多いため)

・プレゼン資料ってどうやって作るんだ?

 

上記の3つは異業種転職するとほとんどの銀行員がぶつかる壁だと思います。

(ぼくのレベルが低かったらすみませんww)

 

ぼくは当時25歳だったので先輩方に素直に聞けましたが、年齢を重ねる内に基礎的すぎる内容は聞きづらくなると思います。

 

そして自分で解決しようとググりながら進めると時間がかかって仕方なく、『生産性の低い人』になってしまうでしょう。

 

以上から、異業種転職するなら確実に早い方がいいと断言します!

 

【プロ直伝】銀行員を求める企業(部署)とは?

監修元CAいわく、下記4つの企業(部署)は銀行員を求めているようです。

・コンサル会社

・財務・経理などの管理部門

・ベンチャー企業

・不動産業者

順番にみていきましょう!

 

コンサル会社

監修元CA
銀行員はサービス業の中でも顧客から高い接客スキルを求められるので、"対人能力"が高いのが特徴です。

 

なので、コンサル会社のような対人能力が売上に直結しやすい業種から求められる傾向があります。

 

コンサル内容を教えさえすれば、すぐに成果を上げる元銀行員が多いとよく聞きます。

 

研修や営業同行でも接客については痛いほど叩き込まれるので納得です。

 

また昨今では銀行間の競争も激しく、より丁寧な接客が求められるので自然と対人能力は高まりますよね。

筆者YU

 

財務・経理などの管理部門

監修元CA
言わずもがな、財務・経理などの管理部門では銀行員は重宝されます。

銀行員は常に数字を扱う仕事なので、当然ですよね。

 

上場企業等の管理部門の役員に銀行出身者が多いのが何よりの証拠です。

 

確かに"手形"の処理や貸借対照表/損益計算書を理解していると、財務・経理部門では即戦力になれるでしょう。

 

ぼくは営業職で転職しましたが、経費の勘定科目など何となくイメージできたので管理部門だと更に強みを発揮できたと思います。

筆者YU

 

ベンチャー企業

監修元CA
新卒や中途の優秀層は大手企業に流れてしまうため、"数字の強さ"や"社会人としてのマナー"を備えた銀行員を欲しがるベンチャー企業は多いです。

 

傾向として年収UPには繋がりにくいものの、風通しの良い社風の企業が多く、ある程度の権限をもって仕事ができるのでやりがいを感じながら働いている元銀行員は多いです。

 

銀行の古くさい体質を嫌ってベンチャーへ転職した同期がいますが、今活き活きしながら働いています。
筆者YU

 

不動産会社

監修元CA
銀行では不動産が絡む案件が多く、不動産会社からの銀行員需要は非常に高いです。

宅建をもっているとなおさら良い条件でオファーされるはず。

 

銀行は、特に不動産と密接に絡む仕事の1つなので即戦力となりやすいです。

 

確かに住宅ローンや不動産担保、路線価調査など特に法人営業をしていると不動産への理解はかなり深まりますね。

 

実際、不動産会社へ転職して年収を大幅に上げた知人もいるので選択肢の1つとしてはアリかもしれません。

筆者YU

 

転職成功者の筆者がオススメする転職エージェント

転職

ここまでで銀行員に秘められた転職の可能性を十分お分かり頂けたと思います。

 

ここではぼくが本当にオススメする転職エージェントをご紹介します!

 

そもそも転職エージェントとは"人材紹介会社"のことで、無料登録するとキャリアアドバイザー(CA)と呼ばれる転職のプロが担当者としてつきます。

 

転職エージェントの利用で受けられるサポートは下記の通りです。

・現状の悩みや今後の転職に向けた希望条件を丁寧にヒアリング

・あなたの希望条件や人柄に合わせた求人紹介

・履歴書や職務経歴書など各種書類の作成や添削サポート

・面接日程の調整や面接対策サポート

・推薦書であなたの内定を後押し

・内定後の入社時期や年収などの条件交渉

要するに、転職活動を行う上で面倒くさいことをほぼやってくれます。

特に応募先企業1社ずつとの面接日程調整や、内定後の入社日や年収交渉なんて自分でやると非常に面倒くさいです。

 

そんな時に頼りになるのが転職エージェントです。(詳しくはコチラの記事にて)

 

オススメの転職エージェントは以下記事に凝縮しましたのでご参照下さい!

 

とにかく登録すべきエージェントを教えて欲しい!という方のために紹介しておきます。

 

業界最大手 リクルートエージェント

リクルート

まずは業界最大手リクルートエージェントです。

 

特徴

・業界最大手で求人数はダントツのNo.1

・『転職支援実績No.1』の実績

・担当者のレベルも高い

・転職者の約8割が利用

 

使用した感想

・求人数がとにかく多く、どんな要望にもサクサク求人が出てきた

・独自ツール「Personal Desktop」が便利だった

・リクルートにしか掲載されていない求人もたくさんあって選びたい放題だった

 

リクルートの口コミ・評判が気になる方は以下記事をご参照下さい!

リクルートエージェントへ無料登録

 

業界第2位 DODA

DODA

こちらも登録必須の業界NO.2 DODAです。ぼくの現職はDODA経由で内定を勝ち取りました。

 

特徴

・業界NO.2の求人数の多さ

・『転職者満足度No.1』を獲得

・「履歴書・職務経歴書講座」「面接悩み相談室」など独自ツール・コンテンツが充実

・転職者の約3人に1人が利用

 

使用した感想

・独自コンテンツが多く、書類作成や面接対策がバッチリできた

・担当者が非常に親身かつスピーディーで本当に助かった

・リクルートと同じようにDODAにしかない求人もたくさんあった

(事実、ぼくの現職もDODAにのみ掲載されていた求人でした)

 

DODAの口コミ・評判が気になる方は以下記事をご参照下さい!

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20代に大人気 マイナビエージェント

マイナビエージェント

最後はおそらく新卒就活で一度は使ったことのある、マイナビエージェントです。

 

特徴

・第二新卒歓迎や未経験OKな求人を多数保有

・『20代からの信頼度Mo.1』を獲得

・担当CAの対応が好評

・初めて転職活動する方にオススメ

 

使用した感想

・『じっくり聴く』のコンセプト通り、担当CAの質はトップクラスだった

・新卒を積極採用している大企業との取引が多いので、想像以上に優良求人があった

・押し売り感が1番なかった

 

マイナビの口コミ・評判が気になる方は以下記事をご参照下さい!

マイナビエージェントへ無料登録

 

転職の流れ4step

転職の流れは大きく下記4stepです。

・転職エージェントへ無料登録する

・担当CAと面談&求人紹介を受ける(オンライン可)

・選考の準備(書類関係・面接対策)を担当CAと進める

・内定~入社までの条件交渉や退職手続きを担当CAと進める

自分で行うことは、登録作業・自己分析・応募求人の選定・書類作成・面接対策・退職手続きです。

 

もう少し詳しく知りたい方は以下記事をご参照下さい!

 

総まとめ

転職

繰り返しですが、異業種転職したい方はすぐ行動されることを強くオススメします。

 

ぼくのように厳しいノルマから逃れて、在宅勤務しながら穏やかに笑顔で過ごせる職場へ進んで下さい!

 

そして、転職エージェントに登録してからが本当のスタートです。

優良求人はすぐに取られますので、今すぐ登録して求人を確保して下さいね!

 

また今後でいいか、、と後回しにしている内にホワイト企業への転職可能性を下げてしまう可能性がありますよ。

リクルートエージェントへ無料登録

 

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  • この記事を書いた人

ジョブクリーン編集部

編集長YUの経歴:上場銀行▶上場メーカー | ハイクラス転職活動経験あり | 自身の体験に基づいた転職・退職の記事を投稿 | 転職記事に関しては500名以上の転職成功実績をもつ『某大手現役キャリアアドバイザー』に監修済