※本記事は500名以上の転職成功実績のある某大手現役キャリアアドバイザー監修済です

こんなお悩みを解決します!
本記事の内容
元銀行員45人に多かった5つの転職理由
銀行員が転職に有利な理由4選
25歳で銀行員から異業種転職して感じた本音
異業種転職したい銀行員は20代早い内が有利
今回は、銀行員から勤続約2年半でメーカーへ転職したぼくが、『銀行員は転職で有利なのか・異業種転職は可能か』などについて解説します。
本記事を読むと、『銀行員の転職の可能性や、転職を始めるべき時期』が明確になります!
◆目次◆
元銀行員45人に多かった5つの転職理由
先日、元銀行員45人を対象に転職理由のアンケート調査を行いました。
その結果、下記5つがランクインしました!
ノルマが厳しい
銀行業界自体が衰退していっている
現状の給与に納得できないから
転勤が多くワークライフバランスの両立が難しい
企業体質・人間関係に嫌気が差した
あなたも上記に納得できるはず。
メガバンカーは全国転勤なので、特に悩みが深い様子でした。
事実、ぼくは25歳で異業種転職して年収約80万円UPできました。

上記転職理由の詳細や、転職して良かったことなどを知りたい方は以下記事をどうぞ!
銀行員が転職に有利な理由4選!
本記事の監修者・転職活動時の転職エージェントによると、銀行員のイメージは良く、採用されやすい傾向にあるようです。

転職で有利な4つの理由は下記の通り。
・財務諸表や決算書を読めるなど数字に強そう
・社会人としてのマナーが備わっていそう
・様々な資格を取得していて勤勉で真面目そう
・厳しいノルマに耐えていてストレス耐性が高そう
順番に解説していきます!
財務諸表や決算書を読めるなど数字に強そう
銀行員は常に数字を扱っているため、『数字に強そう』というイメージを持たれています。
たとえ財務諸表や決算書が読めなくても、多少数字に慣れているのは確かですよね。
転職後の実感として、銀行員は特に『ノルマに対する数字』に強みをもっていると感じました。
営業職でなくても、窓口で商品提案を行うなど支店業績に貢献しているので、自然とノルマに対する数字の強みはついているはず。

ただしあくまでイメージなので、面接で上手にアピールしましょう!
社会人としてのマナーが備わっていそう
支店の雰囲気に左右されるものの、多くの銀行員は厳しい縦社会で揉まれているはず。
例えば、「若者は1番に出社!」「上司の言うことが全て!」「若者は雑用の全てをしろ!」などあなたも経験あるでしょう。
また、顧客から厳しい目で見られ、研修でもマナーを叩き込まれるので、社会人としてのマナーは嫌でも備わりますよね。


様々な資格を取得していて勤勉で真面目そう
銀行員は、勤勉で真面目そうなイメージをもたれています。
ほぼ意味のない資格をたくさん取得させられ、厳しいノルマをこなしていたら嫌でも勤勉で真面目になりますよね。
実際、面接時も今も上司からぼくに対する評価は、『勤勉で真面目な奴』です。笑

当然ながら、転職先には勤勉で真面目な人の方がウケますよ。

厳しいノルマに耐えていてストレス耐性が高そう
銀行員のノルマが厳しいことは周知の事実なので、ストレス耐性が高そうなイメージをもつ人は多いです。
たまに『銀行のノルマ余裕』という声を聞きますが、そんな人は外資系や他の伸びている業界へ転職すれば余裕で年収上げられるはず。


上記4つの良いイメージを活かせるよう、過去の経験を振り返り、アピールできるように自己分析しておきましょう!
25歳で銀行員から異業種転職して感じた本音
結論、銀行員は『つぶしが利かない』ことを痛感しました。
理由は、銀行の仕事はマニュアル化されているがゆえ、細かいビジネススキルの応用が効かないからです。
例えば、ぼくが転職後ぶつかった壁として下記のような事柄が挙げられます。
・PCスキルが乏しく、資料作成に膨大な時間がかかる
・メールの使用経験が少なく、基礎的な知識がない
・上司に意見を求められても、反論できない
・完璧なマニュアルがないので、仕事を進めづらい etc...
銀行員は上司の言うことさえ聞いておけばそれなりに評価されますが、他の業界へ出るとそうはいきません。
幸いぼくは年齢的にOJTが付きましたが、年を重ねて転職していたら『使えないおじさん』と冷めた目で見られていたかもです。。
上記からも、銀行員からの転職は早い方がいいと感じました。
異業種転職したい銀行員は20代早い内が有利
銀行から異業種転職するなら、20代早い内が有利です。
なぜなら、実績よりもポテンシャルで採用されるからです。

入社3年以内であれば銀行に染まりきっておらず、転職先としては"自分の会社色に育てていきやすい"のです。
また、アンケート結果からも、異業種転職は入社3年以内が多いと分かりました。
n=45人 | 金融業界内転職 | 異業種転職 | |||||||
退職時期 | 外資系 | 政府系 | 保険・証券 | 公務員 | メーカー | 商社 | コンサル | 人材 | その他 |
入社3年以内 | 1 | 0 | 1 | 4 | 3 | 4 | 2 | 2 | 5 |
入社3年以降 | 3 | 4 | 3 | 4 | 2 | 1 | 3 | 1 | 2 |
合計(人) | 4 | 4 | 4 | 8 | 5 | 5 | 5 | 3 | 7 |
12 | 33 |
(スマホでは左右にスクロールできます)
銀行員の具体的な転職先の詳細は以下記事をどうぞ!

【注意】30代以上の銀行員は異業種転職が難しい
銀行員は30代以上になると、異業種転職が難しくなります。
その根拠は、保有スキルと希望する年収にギャップが発生するからですね。
銀行員で身につくスキルは、銀行内部でしか役に立たないものが非常に多いです。
加えて、30代以上になると昇格して年収が上がるため、保有スキルと希望年収にギャップが生じてしまいます。
ただし、同業界への転職なら保有スキルは武器になるため、30代以上の銀行員は下記のような転職先が多くなります。

外資系金融機関
リース会社
カード会社
ネット銀行
生保・証券・損保

総まとめ:銀行員の転職は早い内が有利!
繰り返しですが、銀行員から転職したい方は早い内が有利です。
唯一の魅力であった「銀行員=安定」も、現代においては幻想になってしまいました。
メガバンクで大リストラが公言されたり、ブロックチェーンなどWEB3.0と呼ばれる新技術の発展により、銀行の衰退は更に進むでしょう。
そうなる前に、ぼくのように在宅OKな会社に転職してコーヒーでも飲みながら仕事しませんか?
ムダなお願い営業・人格否定・厳しいノルマなど辛い日常から抜け出して、ウキウキする日常を取り戻しましょう!