・退職前後にもらえるお金11コって、一体何があるの?
・自分がもらえそうなのはどれなのかな?
今回は、調べるのがめんどくさい、『お金がもらえる国の制度11選』をまとめていきます。
この記事を読むと、あなたが今もらえそうな制度はどれなのか、サクッと理解できますよ!
1・2以外ハードルは高めですが、いつか活用できる可能性もあるので、ぜひこの記事をブックマークしておいてくださいね。
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1、失業保険【おすすめ度:★★★★★】
失業保険とは、「仕事を退職をした方が経済的な心配をせずに就職活動できるよう、失業中に国がお金を支給してくれる制度」のこと。
再就職するまで、一定の生活資金をもらえるイメージです。
一般的には、失業保険/失業手当/失業給付金などと呼ばれていますが、正式名称は「(雇用保険の)基本手当」といいます。
失業保険は、会社が加入している「雇用保険」を使って受給できるんです!
もらえる条件
失業保険を受け取るための条件は、以下のとおりです。
- 失業状態である
- ハローワークに求職の申し込みをしている
- 一定期間、雇用保険に加入している
それぞれかんたんに解説していきますね!
失業状態である
失業状態とは超ざっくり言うと、「就職する意思や能力はあるけど、まだ就職先が決まっていない状態」を指します。
なので、以下のようなケースは受給の対象外です。
- 家業に専念することになった/家業や家事の手伝いで働けない
- 学業に専念することになった
- すでに次の就職先が決まっており、転職活動をする予定がない
- 自営業を始めた(準備を含む)
- 会社や団体などの役員に就任した(予定や名義だけの場合も含む)
- 傷病手当金をもらいながら休職していて、失業保険も欲しい
「自分の場合はどうだろ…?」と思ったら、近所のハローワークに電話確認してみてくださいね!
ハローワークに求職の申し込みをしている
退職後、ハローワークで求職の申し込み(ネットでも可)をする必要があります。
訪問するなら、ハローワークで渡される「求職申込書」に氏名・住所・就職の希望条件などを記入し、「ハローワーク受付票」を受け取りましょう。
必要なものは以下のとおりです!
「離職票」は会社を辞めて、約2週間後に郵送されてくる書類です。
なので、このハローワークでの求職手続きは、退職後にしかできません!
一定期間、雇用保険に加入している
「どんな理由で退職するか(したか)」によって、雇用保険に加入しておかなければならない期間が変わります。
退職理由によって、A・B・Cの3種類に分けて解説しますね!
A:一般的な自己都合退職の場合
ほとんどの方がこれに該当します。
キャリアアップ/職場への不満解消/定年退職などの自己都合により、退職した方を指します。
退職日以前の2年間に、12カ月以上雇用保険に加入していれば対象
ちなみに、直近あなたがどのくらいの期間、雇用保険に加入していたかは、ハローワークへの訪問orマイナポータルで確認できます!
別の理由で退職される(予定)の方は↓をタップしてね!
その他の理由で退職される(予定)の方は…
B:会社の倒産や解雇などによる退職(特定受給資格者)
会社の倒産や解雇などの理由により、再就職の準備をする余裕がなく、退職することとなった方を指します。
退職日以前の1年間に、6カ月以上雇用保険に加入していれば対象
C:契約の打ち切り/病気・けが/出産/配偶者の転勤など、やむを得ない理由による退職(特定理由離職者)
やむを得ない理由で失業した方を指します。
退職日以前の1年間に、6カ月以上雇用保険に加入していれば対象(Bと同期間)
手続き方法
ここに書くととんでもなく長くなるので、わかりやすい記事(動画)を見つけてきました!
上記を読んで必要だと判断された方は、ぜひ詳しくチェックされてみてください!
2、再就職手当【おすすめ度:★★★★★】
再就職手当とは、①の失業保険受給中の方が、早期に就職した時にもらえるお金のこと。
就職が決まったらそこで失業保険の受給は終了となりますが、その代わり、失業保険の受給期間の残り日数に応じて再就職手当がもらえます。
はやく再就職した分だけ、もらえるお金も増えますよ!
もらえる条件
条件は、以下すべてをクリアしていればOKです。
- 失業保険の受給手続きをして7日間以内に再就職する
- 失業手当の給付期間の残りが、3分の1以上である
- 再就職先が前職の会社と人事や資金、取引などで深い関係でない
- 再就職先で1年以上働ける見込みがある
- 過去3年以内に、同様の手当を受けていない
- 受給資格決定前に再就職先が内定していない
- 再就職手当の支給決定日までに離職しない
再就職手当の受給手続きをしたいときは、まずハローワークに、就職が決まった旨を報告してください!
すると、次の就職先に記入してもらう「採用証明書」などの案内をしてくれるはずです。
手続き方法
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3、求職者支援制度【おすすめ度:★★★★☆】
求職者支援制度とは、再就職や転職、スキルアップを目指す人を支援する国の制度です。
次でまとめる条件を満たせば、以下を受給できます。(条件は少し厳しめ)
- 月10万円の給付金
- 職業訓練受講給付金(好きなスキルアップ講座が無料で受けられる)
もらえる条件
10万円の給付金・訓練受講給付金の条件は、以下のとおりです。
くわしい内容は、『はらっちチャンネル』さんの動画がわかりやすいから見てみてね!
手続き方法
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上記を読んで必要だと判断された方は、ぜひ詳しくチェックされてみてください!
各自治体で異なる可能性があるので、近くのハローワークに電話して確認されてみてください!
4、求職者支援金融資制度【おすすめ度:★★★★☆】
3の「求職者支援制度」を受けてもまだ生活費が足りない場合、融資を受けられる制度です。
融資なので、返済する必要はあります。
金利は年3.0%と低く設定されており、消費者金融などと比較して利息の負担を抑えられるのが特徴です。
融資を受けられる条件
上記のとおりで、3の「求職者支援制度」だけでは生活が苦しい場合は、一度ハローワークに相談されてみてください!
手続き方法
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5、住居確保給付金【おすすめ度:★★★☆☆】
離職・廃業により、収入が大幅に減少した方に対して一定期間家賃相当額を支給する制度です。
もらえる条件
正直↑をみてもワケわからないと思うので、何となく該当しそうであれば、お近くの『生活困窮者自立相談支援機関(国の機関)』に相談されるのがおすすめです!
手続き方法
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6、就業促進定着手当【おすすめ度:★★★☆☆】
2の「再就職手当」を受けた人が再就職先で6ヶ月以上働き、その賃金が離職前より少ない場合に支給される手当です。
もらえる条件
2の「再就職手当」を受ける時にハローワークで手続きするので、その際の担当者の方に詳細を聞くのがおすすめです!
上記のような制度の支給は例外で通ることもあるので、困ったらまずは相談窓口で確認しましょう!
手続き方法
ここに書くととんでもなく長くなるので、わかりやすい記事(動画)を見つけてきました!
上記を読んで必要だと判断された方は、ぜひ詳しくチェックされてみてください!
7、広域求職活動費【おすすめ度:★★★☆☆】
ハローワーク経由で紹介を受けた求人に限るが、遠方での就職活動にかかる費用を支援してくれる制度。
もらえる条件
レアケースだとは思いますが、念のため覚えておいてくださいね!
手続き方法
基本的にハローワーク経由で求人紹介を受ける際、窓口で案内・確認されると思います。
それでも不安な方は、こちらの動画をご覧ください!
8〜11、その他【おすすめ度★★☆☆☆】
その他、対象者が限定されそうな制度については別途以下にまとめます。
気になるものがあれば、確認されてみてください!
8と9は似ているようで少し違います。(詳細はこちら)
【重要】これから転職/退職を考えられている方へ…
『転職/退職の全体像』を1本の動画にギュギュッとまとめました!
調べるのが大変な情報を濃縮したので、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです!
以下記事も、「わかりやすい!」とご好評いただいております!
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